【お知らせ】ジブリ美術館のクリスマス


開催中の企画展示「挿絵がぼくらにくれたもの―通俗文化の源流―」展で取り上げた、19世紀後半のイギリス。
産業革命を経て、人々の暮らしや社会が大きく様変わりしました。
今日の私達に馴染み深いクリスマスの風景――ツリー、プレゼント、趣向をこらしたクリスマスカード。
これらの習慣は、この頃から大衆にも定着し始めたと言われています。

今年のクリスマスは、そんなヴィクトリア時代をイメージし、「贈り合う喜び」をテーマにしています。

ひとつひとつ手作りしたクリスマスカード、当時大量生産が可能になったレース、タッセル、リボンなど、その時代にもたらされた物を装飾に取り入れ、社会の繁栄を支えた一般庶民の暮らしをイメージし、穏やかなトーンでまとめられました。
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家族や親しい友人たちとプレゼントやカードを贈りあい、歓びに満ちた時間を分かち合うクリスマス。
きっと当時の子どもたちもこの日を楽しみに待ちわび、憧れたことでしょう。

地下1階のテラスには恒例のクリスマスツリーが登場しました。日が落ちてからはイルミネーションが灯ります。
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クリスマスの装飾は12月26日(水)までです。

ぜひ、ジブリ美術館のクリスマスをお楽しみください。