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マックス・フライシャー (Max Fleischer/1883-1972)
オーストリアで生まれ、幼少期にニューヨークへと移住。「ブルックリン・デイリー・イーグル」紙で漫画を執筆し、科学雑誌「ポピュラー・サイエンス」では美術編集者を務めた。その後、イーグル紙を通じて知り合ったブレイのスタジオに入り、『ココ(インク壷小僧)』や、軍事教育用のフィルムを制作し、1921年にデイブと共にスタジオを設立。発明家の顔も持っており、「ロトスコープ」以外にもアニメーション技術に関する特許を多数有する。
なお、映画『海底2万マイル』(1954)、『ミクロの決死圏』(1966)、『トラ・トラ・トラ!』(1970)の監督であるリチャード・フライシャーは、マックスの息子。