2004年09月


09月01日(水)
本日から美術館に新しいスタッフが加わることとなった。ショップでは、20代前半の女性が二人、宮本さんと高嶋さんが入社。朝のショップ朝礼でも挨拶をし、ユニフォーム姿も初々しく、男性スタッフがとても嬉しそうだった。


09月02日(木)
土星座での上映前の説明で、スタッフが岩井さんを紹介すると、台湾から来たお客さまがなんと投げkissをしてくれた。岩井さんはどうリアクションすべきかちょっと困ったようだったが、思い切って投げkissをお返ししていた。


09月03日(金)
伊神さんが1階から「ごあんないじょ」と動きはじめの部屋のポジションに異動した。「覚えることも2倍です」と言っていたが、いろいろと新鮮な体験をしているようだ。


09月04日(土)
美術館の屋外エリアにあるスイカが日に日に大きくなっている。均等に日光があたるようにスタッフが毎日スイカを転して育てているものだ。一同食べられる日を本当に楽しみにしている中、郎くんは「食べたいけれど、中が赤くなっているのか心配でちょっと怖いです」と気の弱いことを言っていた。


09月06日(月)
本日はトライホークスで詩の関係の本がたくさん売れる日だった。新しく入荷した「詩のこころを読む」が売れたほか、詩に興味のあるお客さまから「のはらうた」に関する問い合わせを受けたりしたそうだ。


09月07日(火)
休館日を利用して、田村さんと深谷さんが高畑監督をゲストに美術館にて撮影の立会い。
館内中を高畑さんと吾朗さんの解説で歩き回った。


09月08日(水)
台湾旅行から生江・石光組が帰ってきた。現地で高いエステに行ってきたらしい石光さんは「ピカピカになっている」とスタッフから褒められちょっと嬉しそう。しかし休暇中にいろいろな事務処理が溜まっていたこともあり、夕方になる頃には、仕事疲れでその輝きは失われていた。


09月10日(木)
今月から館内の各階トイレにて、美術館で制作した手作り石鹸が使われている。クリーム色のとてもシンプルな石鹸で、香りもリラックスできるものを選んで制作。成分にも気をつけたので、肌にも優しい、とは制作者のコメント。ただし市販の石鹸より溶けやすいため、減りが早いのが難点で、「いっぱい作らないといけないね」と次回の予定を立てている。


09月11日(金)
10月1日2日に行われる三鷹市民および近隣市民の招待デーの発送作業を総務が行う。新しくスタッフとして入った早川さんはてきぱきと業務をこなし、 2階事務所スタッフも一安心。

最近ネコバスでは子どもたちに遊んでもらう前に、パネルでネコバスルームの説明をしている。これは海外からのお客さまにも好評で、言葉は分からなくても絵だけで伝わっているらしく、反応がとても良いそうだ。


09月12日(日)
深谷さん、郎くん、天内くんが三鷹八幡神社のお祭りで神輿担ぎに参加。
夜9時過ぎに帰ってきた3人は祭りの熱が冷めやらず、「せぃや!せぃや!せぃや!」と言いながら事務所に入ってきて、その後洋服を脱ぎ始めながら神輿担ぎで出来た内出血を見せ合っていた。そんな彼らを横目に、事務所の片付けをしていた小林さんと北川さんは「不審者が入ってきた」と少し呆れ顔・・・。


09月13日(月)
ショップの塩島さんが退職することになり、お別れ会がアトリエで開かれた。幹事の草野さんと松尾さんは、2時間も前から落ち着かない様子で準備をすすめていた。その甲斐あって会は大いに盛り上がり、会の最後には吾朗さんから塩島さんにプレゼントが手渡された。
その中身は吾朗さんデザインのTシャツで、美術館スタッフ全員の顔イラストが丁寧に印刷(手作業)されていた。世界に1枚しかないTシャツに塩島さんも感激の様子。
居合わせたスタッフにも大好評だった。


09月14日(火)
配置替えのため、美術館とアトリエで席替えが行われる。ショップへと異動になる郎くんは左右から女性に挟まれる席になり、初日から荷物の置きっぱなしや制服の脱ぎっぱなしを注意されていた。一方、アトリエへと異動した小林さんは、出入口の施錠の方法などを覚えるため、夜残っていたスタッフ全員に外に出てもらって練習したそうだ。


09月15日(水)
吾朗さん・深谷さん・田村さんが企画中の制作物の撮影のため、イタリアに出張。
元旅行代理店で添乗員をしていた深谷さんは、誰よりも早く空港に来ていたそうだ。
そして、一番荷物の少ないはずなのにスーツケースが特大だったため、みんなの荷物を持たされるハメになったとのこと。


09月16日(木)
「幻のロシア絵本1920~30代」展(庭園美術館にて開催・終了)に合わせて販売されたロシア絵本復刻版が、トライホークスに10種類ほど置かれている。今日からこの絵本たちを紹介するパネルを設置。若い方や海外からのお客さまが、立ち止まってじっくりと見ていた。

トトロにおみやげとしてドングリを渡したいという男の子。ケーキハウスの三本さんが案内するために会いに行くと、男の子は「トトロの使者だ!」と嬉しそうだった。


09月17日(金)
西村さんが久しぶりに1階エリアを受け持っていると、偶然にも中学の同級生に再会。その方はもう5回も美術館に来ているそうだ。一緒に来た2歳くらいの娘さんはネコバスを怖がっている、といった話を交わし、思いがけない再会に二人とも嬉しそうだった。


09月20日(月)
敬老の日。土星座でお孫さんを抱いたおじいさんが立ちながら映画を見ていると、子ども用の椅子に座っていた若い男性が席を譲り、その場が和やかな雰囲気になったそうだ。


09月21日(火)
「動きはじめの部屋」や「ギャラリー」といったところの高い位置にはめ込まれたガラスを取り外してきれいにする作業を行う。再びもとの位置にガラスが設置されると、汚れがすっかり落ちてあまりの透明度に一同びっくり。担当の北嶋さんも充実感があったようだ。


09月22日(水)
子どもの誕生日に毎年来場されているというお客さま。お話を聞いた伊神さんによると、絵葉書セットを購入し、娘さんとおばあさまに美術館からお手紙を書いたとのことです。


09月23日(木)
ミャンマー旅行から帰ってきた滝口さんが本日から出社。しかし偶然にも旅行から帰ってきた昨日、打合せ帰りの小葉松さんと堀口さんに出会って力の抜けるギャグを聞かされてしまい、旅の余韻に浸ることができなかったそうだ。


09月24日(金)
カフェからショップへ異動になった松下くんの研修第一日目。荷受けからレジしめまで、ショップの仕事の流れを体験した。新しい制服を着た松下くんは新鮮な印象だったが、長身の彼にぴったりなサイズはなかったらしく、「エプロンが短い」と周りから指摘されていた。


09月25日(土)
ネコバスに順番待ちで並んでいた2歳くらいの子が泣き出したが、近くにいた4歳くらいの子どもたちが頭を撫でてなぐさめてあげたおかげでその子は泣き止み、ネコバスで元気に遊ぶことができた。


09月27日(月)
雨の日のため、靴はおろか靴下や足までが濡れているお客さまが多い。美術館でも入り口にマットやタオルを敷いたり、こまめに水滴を拭いたりするなど、雨の日対策に追われた。


09月28日(火)
エレベーターシャフトの清掃や展示物などのメンテナンス、ショップの棚卸しなど、館内のいたるところで休館日を利用しての作業が行われた。


09月29日(水)
平日にもかかわらず、小学生の姿が多い。何人かに聞いたところ「秋休み」という答えが返ってきたそうだ。

「ピクサー展」のラブ・ラウンジの怪しげな雰囲気が大学生くらいのお客さまに大人気で、「うわー!」という賑やかな声が室内に響き、周りにいたお客さまも「なんの部屋なの?」と気になったようだった。


09月30日(木)
ようやく秋らしくなってきたのかトライホークスでは「どんぐりノート」が大人気。
そんな中、入場前にどんぐりをたくさん拾ってきた男の子がやってきて、平台の上に全部出して誇らしげにしている姿がとてもかわいかったそうだ。