2009年11月


11.1(日)

・昨日はハロウィン。仮装に身をまとい、今年もいずみ子ども会の子ども達がトトロ受付前にやって来た。「トリックオアトリート!!」と、元気な声に、その場にいらっしゃったお客様も含め笑顔となっていた。


11.2(月)

・トライホークスで本を購入されたフランスからお越しの年配のご夫婦。片言の英語で「最初のページに何か日本語を書いて欲しい」とのご要望があった。その後ろでレジに並んでいた日本人のお父様が流暢な英語で詳しく内容を聞いてくださった結果、"かわいい孫たちへ  おじいちゃん おばあちゃんより"と書くことに。そのご夫婦と通訳して下さった方と、みなさんの暖かい気持ちで幸せな気持ちとなった鈴木さんだった。


11.3(火)

・三鷹市と姉妹都市のため毎年参加している兵庫県たつの市の市民祭り。今年も変わらぬ3人が参加した。12月8日からお膝元の兵庫県立美術館で「男鹿和雄展」と、2007年のジブリ美術館企画展示「3びきのくま展」が開催されるため、例年以上に宣伝に精を出し、売り上げもまずまずだったとのこと。たつの市の皆さんや、たつの市の姉妹都市、滋賀県湖北市や高知県安芸市の皆さんの変わらぬご厚情に涙しつつ、恒例の龍野音頭のお姉さま方の大行列で祭りはフィナーレを迎えるのでした。今年もありがとうございました。

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<今年で3回目の鵜木くん。明日は"祭"、虹もでる。夕暮れのたつの市に何を思う。>

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<今年は特性の半被を着て、準備万端、お客様を待つ郎くん。しかし去年とほぼ同じ姿勢。>

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<毎年恒例 龍野音頭の大行列>
 

11.4(水)

・たつの市出張の3人は、我らが「チェブラーシカ」をこんな所でも発見。活躍するチェブラーシカのこんな写真も撮影して帰ってきました。
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11.5(木)

・カフェでは、『おなべで煮込んだロイヤルミルクティー』のオーダーが入るたびアーモンドを炒った香ばしい香りが広がってます。時間は掛かりますが、オーダーを受けてから一杯ずつ丁寧に淹れる素敵な飲み物です。この日カフェにやって来た小さな女の子も、お店の入った途端がるミルクティーの芳しい香りに「いいにお~い!」「飲んでみたい~!」とお母さんと顔を見合わせていたのでした。


11.6(金)

・今年は落ち葉が舞い落ちてくる時期が早い。早朝から依田さん、松本さん、丸山さんらが一生懸命掃いているが、お客様が来館される頃にはまたたくさんの枯葉が。今の時期ならではの風物詩を、スタッフみんなで汗をかきかき楽しんでいる。そんな中、山﨑さんは「落ち葉隊」ならぬ「枯葉隊」と島宮さんに名付けられて、すこし淋しそうだった。


11.7(土)

・早いもので今年も残り2ヶ月。そろそろ年賀状や年末のご挨拶準備にとりかからないといけない季節です。来年は新作短編『ちゅうずもう』の上映も控えていることだし、いつも以上にたくさんご挨拶をしなければいけない館長は、早くもあたまをかかえていた。


11.8(日)

・来週から美術館はメンテナンスのため2週間ほど休館になります。お休み前の最後の日曜だった今日は、暖かくすごしやすい一日に。屋上から見える街路樹の紅葉も、一段と光り輝いてみえました。


11.9(月)

・入社したばかりの新人には、仕事以外でも様々な試練が待ち受けています。その一つ、『社員旅行での合唱披露』。夜遅く業務が終了してから集まっては練習を重ねている。今日もまだ少し緊張した歌声が響いていた。


11.10(火)

・本日より3日間、スタジオも美術館もごった混ぜの社員旅行に旅立ちます。あちこちで様々な珍道中が広げられていた様子ですが、広報部に届いたネタをご紹介。

・事務局長の山﨑さんは水族館好き。昨年の社員旅行先:浅虫温泉での水族館が思いのほか面白かったらしく、箱根でもやはり水族館へ直行していた。浅虫の"ゴマフアザラシ"と、箱根の"バイカルアザラシ"の流線型の違いを熱く語っていた。

・経理の厚樹さんは朝が苦手。社員旅行でも、朝5時半に目覚ましが3回も鳴っているのに全く起きる気配がなく、同室の館長等みんなが目を覚ましてしまい、最終的に深谷さんが怒って揺り起こした...という、ナイロンザイル並みの神経の持ち主だ。その厚樹さん、旅行2日目の朝から御殿場の太平洋マスターズゴルフに行き、帰りになぜかグッズチャリティで野球のバットを購入し、背中に斜めに差して揚々と旅館に帰ってきた。色々な社員旅行の過ごし方があるものです。


11.11(水)

・この旅行中に、日頃カフェがお世話になっている酪農王国さんへお邪魔した一行も。ビール工場を見学させてもらったりウサギをだっこさせてもらったり、お昼は屋外でバーベキュー、と、社員の家族も一緒のとても楽しい一日となった。バーベキューでお肉ばかりをたらふく食べパパを困らせていた天内さんのお嬢さんは、さすがに帰りのバスの中では疲れて眠るだろうと思っていたら、パパやその仲間たちがぐったりとした様子で惰眠をむさぼる中、「みんなを起こして!起こして!」とパワー全開で大口さんに指示をとばしていた。

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11.12(木)

・旅行最終日。この旅行中に写真に目覚め、『写真部』が結成された模様。素敵な料理を前に必死でカメラを構える人、を、更に撮影してみたり、と、何が本末転倒気味の部員であった。
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11.13(金)

・メンテナンス休館中は、建物と展示物のお化粧直しや修繕などいろいろと忙しい。メンテ中のいつものメンバーの北嶋さんと大口さんは、自分たちのお肌のメンテナンスはいったいいつできるのだろう...と恒例のぼやき大会を繰り広げていた。そんな中、目の前のローソン三鷹の森店では、おでんのつゆに入れるためのコラーゲンを、1パック40円で売り始めてくれた。二人が飛びついたのは言うまでもない。


11.14(土)

・休館中は美術館の門も閉ざされている。5才くらいの男の子とお母さんが門の外からニセ受付のトトロに手を振っているところに遭遇した小見さん。男の子は手を振るだけでは我慢できなくなったらしく、「さわらせてくださいっ!さわらせてく~だ~さ~い~!!」とトトロに向かって大きな声で呼びかけていた。小見さんは「ごめんね。お休みが終わったらまた来てね。」とトトロの代わりに思っていたそうだ。


11.15(日)

・メンテナンス、と言っても修理の他にも清掃に点検・補修・塗装、とやるべきことはたくさん。この期間は普段以上に忙しい北嶋さんに、心を和ませる出来事があった。高いところの木を剪定し切り落とした木の枝に、鳥の巣を発見。すでに巣立ったあとの「空き家」だったので、その住居はそのまま美術館に飾られることになった。手仕事、ならぬ口仕事でしょうか、"本家本元"の作品が加わりました。

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<探してみてね>


11.16(月)

・『ちゅうずもう』のパンフレットを制作するべく、絵本『ねずみのすもう』や資料を机の上に山積にしていた小林さん。しかしよくみると一部関係なさそうな本も広がっていた。

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<スイーツ...?>

11.17(火)

・さて休館中のカフェでは、冬の新作メニュー制作にむけて試作が繰り替えされている。丸山くんは館長に自信作を披露すべく、ミルクティーの調合を少しづつ変えては味を確かめ、ひたすらの道を究めていた。

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11.18(水)

・クリスマスの展示に向けて、担当班もコツコツと頑張っている。今年のテーマは"ポニョのように温かみのある雰囲気"、とのことで、かわいらしい色合いの毛糸の玉と格闘。
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12/2をお楽しみに!

11.19(木)

・イベントの橋田さんが最近携帯を新しくしたらしい。操作に不慣れなのか、はたまた誤作動なのか、よく勝手に発信ボタンを押してしまうらしい。深夜に藤原さんの携帯に橋田さんから着信があったのだが無言。仕方なく切ったものの、また別の日も同じことが起きて、藤原さんは橋田さんの通話料金について、何か心を痛めていた。


11.20(金)

・休館最終日。今日は防災訓練の後、スタッフ全員が集合して新作短編映画『ちゅうずもう』を見学。はじめて観た面々は大笑いしつつ、「これはお客様の反応が楽しみ!」「子どもたちはなんて言ってくれるかなあ?」と感想を語りあっていた。そして館長から、あらためてそれぞれの持ち場で「攻め」と「守り」を磨いていくよう檄がとび、一層気持ちを引き締めた一同だった。


11.21(土)

・メンテナンス休館が明け、今日から再スタート。この2週間は静かだった美術館だが、来館を楽しみにしてくださったお客様の賑やかな声が響き渡り、また生き生きとした表情となっていた。


11.22(日)

・崖の上のポニョ展に展示してある壺の中から、隠れたポニョを見つけた男の子。大発見をお父さんに伝えたところ、誉めちぎられてなんとなく照れくさそうにしていた。男の子は、お父さんにどうやって見つけたか尋ねられ、決まりが悪いのか恥ずかしそうに「男の勘...」と答えていた。


11.23(月)

・恒例となる「落ち葉隊」が始動。回を重ね落ち葉掃きのコツを掴んだ隊員達は、新人隊員と共に、新たな"落ち葉掃きスタイル"を探したりしつつ奮闘中。掃きながら、近隣の方々との挨拶や散歩中の犬とのふれあいなど、爽やかな朝を迎えている。 

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<中原くん、宮村くん作「落ち葉隊引継ぎボード」>


11.24(火)

・ショップでは店内のレイアウト変更が。メンテナンス休館明けから新商品が登場する事などもあいまって、いつもに増して気合の入る一同。試行錯誤を繰り返し、完成させたスタッフは達成感を感じつつも、無事に終った事にホッと一安心。かたや、商品企画の市来さんは、新商品を手にするお客様の事を考えては、今からドキドキと期待に胸を膨らますのでした。
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11.25(水)

・修学旅行で訪れていた男子高校生。地下1階の「トトロぴょんぴょん」にひどく感動した様子で、展示室を出る際「あー!オレ修学旅行に来て良かった!」と話していた。今時のおしゃれな高校生だったが、興奮気味に話しているその姿についうれしくなってしまうスタッフだった。


11.26(木)

・本日は三鷹市内某所で会議があり、館長と事務局長の山﨑さんはスーツで出勤。ビシッとキメていたのに、会議室に到着すると2人はフカフカの絨毯の上でぎこちないムーンウォークを始めた。どうも久しぶりの黒い革靴で、自分の靴の汚れが気になっての動きだったらしい。が、傍目にはどううつっていたのだろうか...。


11.27(金)

・一人黙々と作業しているのはカフェの狩野さん。せっせと動かす手の先には何やら看板らしきものが...。どうやら、新しい"何か"のための様子。寒い中、「いつかお披露目できる日が来ますように」と、楽しそうに作業していた。

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11.28(土)

・これまでもお伝えしている兵庫県立美術館での「男鹿和雄展」&「3びきのくま展」だが、展示チームは数日前から神戸入りし設営作業はすでに大詰め。懐かしのくまや鮭、大きなテーブルやイスに囲まれた中、「ああだっけ?」「こうだったっけ?」と展示チームが作業を進める中、超巨大絵本『3びきのくま』も登場。期間中この大型絵本を使っての読み聞かせも行われるため、様々なコツが伝授されていた。

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11.29(日)

・兵庫県立美術館での設営もやっと終了が見えた日、疲れのたまった展示チームに癒しのひと時が。宿泊先のホテルの駐車場にヤギにそっくりな犬がいた。...と、思ったら、なんと本物のヤギが!!なぜ三宮の繁華街にヤギがいるのかという謎は様々な妄想をめぐらしたが、橋田さんとの記念撮影大会が行われることとなった。橋田さんは「実はヤギ年ではないか?」「いや、ヤギなのではないか?」と噂されている程、ヤギとは縁深い。本物のヤギとのツーショットに「いやぁ、朝からいいものみたね。」とみんなほっこりした気分になっていた。
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<クロヤギさんと橋田さん>


11.30(月)
・麦わらぼうしでは冬の新メニューが始まり、お店が活気に満ち溢れています。喫茶室では15時からのメニューもあるので、厨房も調理と仕込みで大忙し!人も鍋も包丁も、いつの時間もフル稼働です。是非、麦わらぼうしのスタッフが作った元気な活気あるメニューで、心も体も温まって下さい!
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