2015年8月
8.1(土)
・カフェに、うれしいお問い合わせのお電話がお客様から入りました。「数年前にカフェを利用した際、テイクアウトで飲んだ麦茶がおいしかったので、自分でもいろいろ試したけれど同じ味になりません。どうしたらあの味が出せるのか教えてほしい」ということでした。電話に出たスタッフがいろいろお伝えしたところ、「今度、試してみます」と、とても喜んでくださったそう。それを聞いたスタッフも、これからも頑張って麦茶を作らなければと、とっても喜んでいるのでした。
8.2(日)
・南西門付近で小さなトカゲを発見。しっぽが青くてキレイなこのトカゲは、ニホントカゲの子どもでした。どんなに外が暑くても、子どもは元気に遊びまわるものなのですね。
8.3(月)
・ある日の夜、ふと側に立つ西川くんに違和感を覚えた伊神さん。その正体は...
<にっぴ、肩にセミ付いてるよ?>
8.4(火)
・北嶋さんが収穫してくれたカフェデッキのぶどう。デッキ育ちのぶどうは甘くて美味しい立派なぶどうになっていました。
8.5(水)
・暑さ寒さと仲良くなりながら働いている美術館スタッフですが、さすがにこの暑さには皆バテ気味です。そんな中、この夏2回目のカキ氷小池屋がオープン。長い列が出来ていました。
<パン種とタマゴ姫のカキ氷>
その列の横では、もうすぐ終わってしまうテイクアウトのソフトクリーム佐藤錦を、内藤さんが美味しそうに食べていました。が、その直後ふと見ると今度はカキ氷の列へ。「若い証拠だねぇ」としみじみ感じる北川さんでした。
8.6(木)
・草屋で粛々と進んでいるソフィーの作業。スチレンボードに大量の待ち針を刺し、ただひたすらにぐるぐるぐるぐるとぬい進めているようです。
<パン種くーん!もうちょっと待ってねー!>
8.7(金)
・暑い日が続く中、今年も気仙沼の熊谷さんがカツオを送って下さいました。
さっそく暑気払いを企画!山盛りのカツオをはじめ、おにぎり、とうもろこし、唐揚げなど盛りだくさん。
みんなしっかりといただき、夏を乗り越える力をつけて、また明日から頑張ります。
8.8(土)
・企画展示の予習に『幽霊塔』を読んでから来て下さった女性。「最近、本から離れてしまっていたけれど、読み出したら止まらなくなって...」と一気に読んでしまったそう。これから、江戸川乱歩、黒岩涙香と遡って読んで下さるそうで、関連書籍を全てメモされていました。
8.9(日)
・今年で4年目のショップワゴン販売。リピーターの方も増え、「今年はベーゴマの新柄はないんですか?」や「毎年この時期に遊びに来ていて、今年は記念に"ポニョ"のスーパーボールを買います!」等、待っていて下さっている事が伝わってきます。毎年趣向を変えているので、お客様の反応を楽しみにしつつ、店内とは違ったお祭りムードのワゴン販売を、夏休み後半戦も盛り上げていきたいと思います。
8.10(月)
・ショップで一番手先が不器用と、自他ともに認める関根くんですが、ベーゴマを回す事ができないまま早数年が経過。閉館後に阿部先生と密かに特訓していたところ、先日やっと初めて成功し、両手を上げて喜んでいました。これからは、あきらめないでチャレンジし続ければ回せるようになるよ!と、子どもたちに伝えられそうです。
8.11(火)
・机さんが事務所で、番号を人に読み上げてもらい、リスト上にその番号があるかの確認作業をしていました。「○○番、○○番・・・」「あります、あります・・・」と、ひたすら単調な作業の繰り返し。近くにいたスタッフは大変そうだなと思って見守っていたのですが、「○○番、○○番、○○番・・・」「あります、がんばります、あります・・・」の声が。思わず心の声が出たのかな、と思うスタッフなのでした。
8.12(水)
・功刀さんが吉田さんにもらった飲みものとサイダーでゼリーを作ってくれました。さっそく食べる三好さん。
<どれどれ>
<おや?>
<こ、これは、、、>
感想は「おじさん、こんなの食べたことない!」「味はおいしいのに、新食感過ぎて...」とのこと。どうやら参考にしたレシピが粉ゼラチンではなく板ゼラチン用だったらしく、通常の6倍の量のゼラチン入りのゼリーになってしまったそうです。近々、リベンジを誓う功刀さんなのでした。
8.13(木)
・閉館後に、三鷹市役所と合同で毎年参加している阿波踊りの練習が行われました。今年は初参加が6名。指導にも熱が入っています。お囃子の方も来てくださり、本番さながらの練習は遅くまで続いたそうです。本番は来週末、無事"踊る阿呆"になれるでしょうか。
8.14(金)
・お盆中の賑やかな館内とは対照的に、今日の事務所は人が少なく静か。そんな事務所で、今日はお休みの隣の滝口さんの席を見てなぜかニコニコしている矢澤さん。ポンポンっと撫でたり、話しかけたり(!?)。どうやら'ある方'を代わりにして寂しさを紛らわせているようです...。
<ある方>
8.15(土)
・カフェのテイクアウトで、レジに入っていた丸山さんが海外からのお客様から何やら英語で話しかけられました。聞き取れなかった丸山さんでしたが、隣にいた木村さんに聞いてみると「あなたの髪型、台湾で一番流行っています!」と言っていたとのこと。思わぬ内容に笑いの止まらない丸山さんでした。
8.16(日)
・トライホークスの絵本を手に、4歳の男の子が「申し訳ございません!戻す場所が分からなくなってしまいました...」と、泣きそうな顔をしながらとても丁寧な口調で言いに来てくれました。場所が分からなくなってしまうくらい一生懸命読んでくれた男の子の様子を見ていたスタッフが、「大丈夫だよ!ありがとう!!」と声をかけると笑顔になって戻っていきました。男の子のように皆さんもトライホークスで是非ゆっくり、そして夢中になって本と触れ合ってみてください。
8.17(月)
・暑い夏のおかげで、今年もデッキでのラムネのワゴン販売は大盛況。大人も子どもも汗だくでぐびぐびとラムネを飲み干す様子に、思わずこちらもごくり...と喉が鳴ります。今年は橋谷くん、古城さんもラムネデビューを飾り、カフェデッキでのお客様とのふれあいを楽しんでいるようでした。
8.18(火)
・パン種くんの麦わら帽子がとうとう完成しました!閉館後にさっそくかぶせたところ、サイズもぴったり。いいお天気の日に太陽の下にいるパン種くんの姿を想像して嬉しくなる岩本さんでした。
8.19(水)
・三好さんが頭をシャキッとすっきり爽快にしたいのか、はたまた頭痛なのかわかりませんが、サロンパスをこめかみに貼り仕事をしています。トクホンより数倍大きいそれはとてもよく効くのではないでしょうか、きっと・・・。
8.20(木)
・いつもメダカのお世話をしてくれている"メダカの母さん"こと千葉さんが連休に入るため、急遽水替えのレクチャーを受けることになった地下1階スタッフ。年少さんと年中さんと呼ばれる赤ちゃんメダカたちのお世話が主な仕事です。千葉さんの細やかな仕事ぶりが伝わってくる内容に触れて俄然やる気になった斉藤さんは、自ら連日お世話をかって出て"メダカの父さん"として頑張ってくれました。父さんとしての愛情が深まったのか、自宅の金魚用にも本格的にお世話の道具を揃えようかなぁ...と夢が膨らんでいるそうです。
8.21(金)
・欧米の男性が使い込まれた日本語の辞書を片手に、展示室のキャプションを熱心に読まれていました。見るからに勉強熱心な姿に、吉田さんは中国語を勉強し始めた頃の自分を思い出していました。
8.22(土)
・今日は三鷹阿波踊り本番。緊張の面持ちの新人6人と、早く踊りたくてうずうずしている先輩方の対照的な雰囲気の中、いよいよスタート!踊り出してしまえば緊張は吹っ飛び、全員が "踊る阿呆"になっていました。仕事の後に駆けつけてくれたみんなからの差し入れと温かい声援に元気をもらい、最後は踊り手も沿道のみんなも入り混じっての乱舞となりました。翌日、昨日と打って変わっての涼しい朝となり、「今年も熱い夏が終わった...」と、少し物悲しくなるのでした。
8.23(日)
・今年のワゴン販売では、スタッフがベーゴマを回して見せる事が増え、お客様からも大好評。そんな中、ベーゴママスターの市来さんが回すとより一層大きな歓声が上がり、「あの人上手いから見せてもらえよ!」「あっちでベーゴマの実演販売やってるよ!」と、男の子を中心に子どもたちが集まってきます。そんな熱い眼差しの元、「おじさん仕事サボってベーゴマばっかり回してるからさ~」と言いながら鮮やかにベーゴマを回す姿は、まさにお祭りの屋台の人のごとく。回し方を教えた子どもたちから「練習して、来年チャレンジしに来ます!」と嬉しい言葉をもらっていました。
8.24(月)
・ご案内所に質問に来てくれた中国からお越しのご家族。お父様と少しお話をしてその場を立ち去ろうとしたそのとき、ひょっこり後ろから顔をのぞかせた女の子が、"アリガトウ!"とお礼を言ってくれました。おそらく覚えたての日本語を披露するタイミングを窺っていたのでしょうか。お父様もびっくりの、とびきり素敵な"アリガトウ!"でした。
8.25(火)
・関根くんとすれ違った後に、水色のラルフローレンのハンカチを拾った菅野さん。きっと関根くんの落とし物だ!と思い追いかけて渡すと、「僕、バーバリー派なんで!」とさわやかに否定。「そういえば出会った時から大好きだもんなぁ」と、しょんぼりと総務にお届けしたそうです。
8.26(水)
・カフェに、桃農家の九津間さんがご家族といらっしゃいました。新メニューの「おいしさかさなる桃のパフェ」に使用している桃を作ってくださっている農家さんです。生産者の方に食べていただけるのは緊張もしますが、とてもうれしいもの。ご家族の皆さんも、カウンターで作っているところを見に来てくださったり、スタッフともいろいろ会話していました。生産者とのつながりをしっかりと感じ、スタッフはより一層意欲が湧くのでした。
8.27(木)
・デッキにいた島崎さんに声を掛けられ、茂みを覗くとそこには渦巻き状の小さなクモの巣が。以前見つかった「コガタコガネグモ」(7/14参照)は×印の装飾を巣に施していましたが、この「ウズグモ」は渦巻き状の装飾です!次は一体どんな模様に遭遇するでしょう...。
<ぐるぐる>
8.28(金)
・企画展示「幽霊塔へようこそ展」のカリオストロの時計塔のジオラマを見ていた5歳くらいの男の子。時計塔で大ピンチになっているルパンを見て、「大丈夫だよ。すぐに次元が助けに来るからがんばって!」と励ましていました。
8.29(土)
・テイクアウトでは、9月から始まる 新メニュー の準備に追われています。初めて開発を担当した橋谷くん。開発者とはいえ、大量に調理するのは人生初。本来、開発者として教える立場なのですが、先輩スタッフからいろいろ教えられつつのデビューとなりました。
8.30(日)
・海外から来館されたお客様の中には、日本の漢字やひらがななどが書かれた洋服や小物を身につけている方が思いのほか多くいらっしゃいます。今日来館されたお客様のTシャツの胸元には"空飛ぶ小山"の文字が!それを聞きつけた山本くんの描いた絵がこちら。
<富士山の上を飛ぶ小山さん>
8.31(月)
・だんだんと涼しくなり、身体を温める物に手が伸びるようになりました。レジの最中に、ガーゼマフラーの色を決めかねている女性から、「どっちがいいと思う?」と尋ねられた遠藤くん。とっさの出来事にも関わらず、「ベージュの方が合わせやすいと思いますよ」と、普段通りクールな返答。その後、レジで再会したお客様から、「こんなに涼しいと思ってなくて...。すぐに使います。選んでくれてありがとう!」と、マフラーを身に付けて笑顔で帰られました。喜んでいただけたようで内心ほっとした遠藤くんでした。