2015年10月
10.1(木)
・カフェの小池さんが持って来てくれた菱の実(ひしのみ)。沼や池に自生する水草の実で、茹でて硬い殻の中の果肉の部分を食するそう。「このフォルム!悪魔みたい~!」とすっかり気に入った様子の滝口さんでしたが、「ダメですよ、コレクションに追加しちゃ!もう食べるように茹でてますから!」と小池さんに止められてしまいました。
10.2(金)
・今日は笠屋のボーダー率が高い日。「この3人だけじゃなく、笠屋メンバー全員ボーダーの日を作ろう」と盛り上がり、「11/11はどうですか?」と内藤さんが提案しましたが、「日にちが遠すぎるしその時期は寒い」という机さんのひとことであえなく却下。あまりに即答で却下されたため、「字面がボーダーっぽいですもんね」と優しいフォローをしてくれる高田さんなのでした。
<揃う日は来るのでしょうか>
10.3(土)
・カフェデッキでは、今年も近隣市民デーと三鷹市民デーの2日間、普段カフェで使用している食材の販売するマルシェを開催しました。この日はサービススタッフもキッチンスタッフもテイクアウトスタッフもお客様とお話しをしながら販売を行いました。
10.4(日)
・コピー機を使うのが苦手だったマサ兄さんこと斉藤さん。最近は「もう大丈夫ですよ」とすっかり慣れた様子でしたが、どっちがコピーしたものなのか原本なのか分からなくなり、側にいた菅井さんにSOS。コピー機と仲良くなるまであと1歩、いや2歩。
10.5(月)
・美術館の周りには様々な形のどんぐりがたくさん落ちています。島崎さんがポケットに忍ばせていたどんぐりを、子どもにあげて仲良くなった。というエピソードを聞いたショップの阿部さんは、実行したくてうずうず。でもとてもシャイなので、スタッフがどこか向いている間にこっそり置いていくという練習から始めたようです。
10.6(火)
・名古屋で開催中の「ジブリの大博覧会」に行ってきた副館長の板谷さん。実は9月末に一度行ったものの、休日でとても混んでいて中に入ることができず、泣く泣く帰ってきたのでした。今回はそのリベンジを果たし、落ち着いてゆっくり見られたそうで、「平日がおススメです」と嬉しそうに話していました。
10.7(水)
・休憩室でスタッフが展示室の絵コンテの補修作業をしていました。あまりに集中し過ぎて、話しかけられても無線が飛んできても、返事がままならないほど。無事作業が終わると、晴れやかな顔で現場へと戻って行きました。
10.8(木)
・カフェでは、ホールスタッフの渡部さんが根津くんは「某俳優さんに似ている」と話していました。それを聞いた他のスタッフは「全然似てない!」とご立腹の様子。その話は次の日には2階事務所にも伝わり、さらにご立腹女子が増えるのでした。
10.9(金)
・三鷹ネットワーク大学で、アニメーション文化講座特別編として、高畑勲監督の講座が始まりました。
受講募集もあっという間に満席になるほどでした。
平安の昔から今に至まで、数多くの「マンガ・アニメなるもの」が作られてきた理由や、その間に起きた変化や共通点など、沢山の資料と共に解説され、とても興味深い講義となりました。
10.10(土)
・今年もLOOPWHEELERさんとのコラボレーションのハイジップパーカが発売になりました。今年のポイントは、「となりのトトロ」のオープニングに登場する "みみずく"がワッペンになり、右腕にとまっています。ベースカラーはグレーメランジとマリンで、フランスカラーとイタリアカラーが差し色になっています。早速鼻の利くスタッフが見に来ては、どちらにするか迷っているようです。
10.11(日)
・地下1階のごあんないじょカウンターにいらっしゃったご婦人が、「40年くらい前に父から教わったお家を作ってきました」とキャラメルの箱を使ったお家を持って来てくださいました。「めいとこねこバス」の中にキャラメルが登場するのをご存知だったそうです。いただいたお家の作り方を真似て、スタッフも2軒目、3軒目を作ってみました。
10.12(月)
・「自分で買うからいいよ!」と、自分のお財布からお札を出した男の子。無事に支払って、「お釣り返ってくるかなぁ!」と何故かわくわくしています。たくさんの小銭が返ってくると、「やったー!!」ととても喜んでいたので、「でも、持っていたお金より減っちゃったんだよ?」と思わず声を掛けると、「いいんだよ!こんなにたくさんあるもん!」と誇らしげ。お札よりも硬貨の方に価値があると思っていた自分の子どもの頃を思い出して、スタッフもにんまりしたのでした。
10.13(火)
・以前お世話になった秋田にお住まいの高橋さんから、果物が沢山届きました。りんごに洋ナシ。素敵な秋の贈り物をありがとうございます。
10.14(水)
・カフェの喫茶室に新しいメニューが登場しました。今までにも色々なメニューの名前がありましたが、今回の「ニンジンくるくるとジャガじゃばらのハンバーグプレート」は早口言葉のようなユニークな名前!ご注文されるお客様も復唱するスタッフも舌をかみそうですが、お味は舌を巻く?おいしさに仕上がっているはずです!
10.15(木)
・大事なところで口が回らず噛む「カミカミ王子」として名高い?西川くん。最近では噛むことも少なくなり、そろそろ「カミカミ返上」ではとの声も上がるように。しかし今日の朝礼で、みんなで1日頑張っていこうという意気込みを語り、「今日も1日宜しくお願いします!」と締めようとしたところ、大事な部分をカミカミ...。笑いが起こり、やっぱり「返上」には時間が掛かると誰しもが思ったのでした。
10.16(金)
・カフェのスタッフは開館前からから仕込みで大忙し。テイクアウトの木村くんが、「今日のご飯うまく炊けてるな!」と橋谷くんを褒め、「ありがとうございますっ!!」と威勢のいい返事が響いています。カフェとショップのバックヤードは階段でつながっており、いい匂いと共に活気が伝わってきて、みんなお腹をグーグー鳴らしながら、カフェに負けずに開館の準備をしているのです。
10.17(土)
・久々にネコバス周りの担当に入った小林さん。普段は展示室に立っている為、子ども達の様子の違いに圧倒されつつも、1人1人の楽しそうな様子に、緊張の表情も自然と笑顔が溢れているのでした。
10.18(日)
・美術館横の西園で、三鷹の森フェスティバル2015が開催されました。
前日が雨でスタッフはハラハラと心配していたものの、当日は時間が経つにつれて見事快晴。温かな陽射しと心地よい風が吹く中、ヒグチアイさん、THE BOCOSのお二人、森恵さん、Schroeder-Headzのみなさん、おおはた雄一さんが登場。
<ポキも登場、姉妹都市ブースも大人気です>
最後には、このイベントで初めてのアーティスト全員でのセッションがあり、無事終了となりました。
10.19(月)
・ギャラリー展で紹介する本を題材に行った読書会。初めて参加の矢澤くんは、当日空いている時間を使っては本を読み直し、事前の予習も抜かりないよう。読書会では他の人の感想に程良い相槌を打ち、大トリとしてB4のノートにぎっしり書いた感想を堂々と話す姿に感心の様子の一同でした。
10.20(火)
・木の実やら葉っぱやらモミの木の枝を抱えて歩く北嶋さん。その姿を見て「今年も始まったなぁ...」と呟く三上さん。クリスマスの装飾の準備が始まると、必ず目にする毎年恒例の光景とのことです。
10.21(水)
・海外の男性に、「Tシャツは全部ジャパニーズサイズですか?一番大きい物が欲しいんですが...」と、尋ねられ、「そうです。こちらが一番大きいサイズです」と、XLサイズのTシャツを広げてお見せすると、「Oh!これは私には小さいです...」と、まあるいお腹をポンポンと叩いて苦笑い。ご一緒にいらした女性から、「じゃあ、これが着られるようになるまでダイエットしたらいいじゃない!」とアドバイスされ、ガッツポーズをして購入されました。このTシャツを着て、また来館して下さることを心待ちにするのでした。
10.22(木)
・開館の鐘を鳴らして戻ってきた石光さんが「今日の鐘の音はよかったよ!」と言っていて、そういえば深谷さんが鐘は澄んだ心で鳴らさないと響かないと言っていたなと思い出します。石光さんの奏でた鐘の音と秋空を想像してみる松島さんでした。
10.23(金)
・美術館にはいくつかの部活動がありますが、ここ最近活発な活動を行っているのは駅伝部。閉館後、近くの井の頭公園に行っては、イメージとトレーニングを続けています。今年は小川君に代わって田中君が期待(?)の新人としてエントリーしていますが、果たして実力の程はいかがなものなのかと疑いと優しさの眼差しで多くの人々から見守られています。
10.24(土)
・ギャラリー展「ミステリーへようこそ」展がはじまりました。現在開催中の「幽霊塔へようこそ展 ―通俗文化の王道―」で取り上げている江戸川乱歩の推理小説『幽霊塔』。この展示をきっかけにミステリー小説に興味を持った方へ、次に読むのにおすすめの本をギャラリー展示しています。ミステリー小説にはハードボイルド、サスペンスなど多岐に渡るジャンルがあります。展示が始まった本日、早速多くのお客様が足を止め、紹介しているミステリー小説を手に取ってくださっています。
10.25(日)
・カフェでは、新メニューが始まってから続いていたドタバタがようやく収まってきました。しかし仕込みなどは覚えるまでそれなりに時間がかかるのです。この日は、岩崎さんがはじめて「お日さまをのせたポークサンドウィッチ」のマッシュポテトの仕込みを行うこととなり、朝から佐藤シェフに見守られながら一生懸命、大きな鍋と向き合っていました。岩崎さんは前の日から眠れないほど緊張していたようでしたが、出来上がったマッシュポテトはきちんとおいしく仕上がっていました。
10.26(月)
・短編映画の「コロの大さんぽ」のぬいぐるみをハンカチに乗せて大事そうに自宅から連れてきてくれた女の子。すごく大好きなのにまだ映画は観たことがないとのこと。コロを抱えているその女の子を見て、いつか感想を聞かせてくれたらと思うスタッフでした。
10.27(火)
・愛知県で開催中の「ジブリの大博覧会」に、公休を利用してスタッフが続々見学に行っています。毎日のように愛知県のお土産が差し入れられる中、ショップの一番人気は"しるこサンド"。ついつい手が止まらなくなる食欲の秋です。
10.28(水)
・徳島出身の山口さんが、徳島からいらしたお客様と地元ネタを楽しそうに話しており、最後に「いい思い出になったよ!」と嬉しい言葉を頂いていました。美術館のスタッフは地方出身者が多いのですが、日本の伝統文化ネタが大好きな森田くんは、「うちにも○○出身のスタッフがいるんですよ!」とわざわざ声を掛けに来るほど、同郷の方にお会いすると喜びを隠せなくなってしまうのです。
10.29(木)
・カフェのメニュー「くいしんぼうのカツサンド」のつけ合せが、ニンジンのピクルスになりました。「ニンジンくるくるとジャガじゃばらのハンバーグプレート」のニンジンが、"くるくる"を作ったときにくるくるしきれない部分を使用しています。農家の方が作ったおいしいニンジンを、ぜひ余すところなくお楽しみ下さい。
10.30(金)
・トライホークスのディスプレイもすっかり秋の模様。美味しそうなぶどうと柿、色付いた葉が彩っています。
10.31(土)
・愛知県で開催中の、「ジブリの大博覧会」に、中原くん・関根くん・根津くんが行って来ました。前日もその次の日も行楽日和だったのですが、3人が向かった日だけは冷たい雨に...。「どうだった?」と尋ねると、「服を2枚しか着てなくて寒かったです。でも、関根くんは5枚着ていて防寒ばっちりだったのに、1枚も服を貸してくれなかったんです...」と中原くんは苦笑い。そんな冗談を言いつつも、3人の珍道中は本当に楽しかったようです。