2015年11月
11.1(日)
・「かなしいなぁ...かなしいなぁ...」とつぶやいていた男の子。なにが悲しいか中村さんが聞くと「小学生になったらネコバスでは遊べないから...」と耳元で囁いていていました。「6年生まで遊べるよ!」と中村さんも男の子の耳元でこっそりお話すると「え!!」と目を見開いて、嬉しそうにお母さんに報告していました。
11.2(月)
・3歳ぐらいの男の子と、企画展示室の財宝の話から宝物の隠し場所の話になった比留間さん。「お家の中のどこに隠そう?」と悩む男の子の姿をお母さんはニコニコしながら見守っていましたが、話しているうちに壊れたおもちゃをテーブルの穴に隠していることが発覚!!流石にお母さんも知らなかった様子で、帰宅後そのおもちゃを修理する約束をしていました。自分も2児の母の比留間さんは、子どもの気持ちもお母さんの気持ちも分かる複雑な気持ちでした。
11.3(火)
・運営の二宮さんの実家から送られてきた柿。大きいのや小さいの、まるっと可愛い秋の味覚です。
11.4(水)
・笠屋で打ち合わせあるのに、5分前になっても戻って来ない厚樹さん。皆で心配していると壁時計の時報が鳴り出しました。すると、時を同じくして笠屋の入口から厚樹さんが入ってきて、時報がなり終わると同時に着席。周りから「おー!」という声があがり、すごいのかすごくないのかよくわかりませんが、驚きの目で見つめる一同でした。
11.5(木)
・美術館の回りの木々もだいぶ紅葉が進んできました。風が強く吹くと、はらはらとこの葉が舞います。
11.6(金)
・一足はやく行われた三好さんの送別会。美術館のスタッフの中でもファンは多く、送別会の二次会ではファンミーティングと称して、愛の溢れるハッピと鉢巻きを身にまとった親衛隊が、三好さんの門出を涙を呑んで(?)祝っていました。
11.7(土)
・天気が良く開けていた窓から大きめの虫が入ってくるというハプニングが。映像展示室で受付をしていた鈴木さんが果敢に網で捕獲すると周りのお客様から拍手が起こりました。さらに映画を始める前にお客さまに「虫も無事に捕獲できたので、映画も無事に始められます!」とお話すると、お客様からの拍手と暖かい笑いが起こりました。
11.8(日)
・1階で企画展示室への道案内をしているパン種くん。今度は、ステンドグラスに朝の日が差し、パン種くんにエンブレムがクッキリと写っていました。少しずつ変わる出来事に季節を感じるのです。
11.9(月)
・明日からメンテナンス休館なので、閉館後は物を移動させたり、念入りに掃除をしたりと大忙し。ロッカールームやスタッフ用の冷蔵庫も隅々までお掃除。すっかり綺麗になり、無事休館を迎えることができて一安心の松島さんです。
11.10(火)
・「魚のヒレは"手"なのか」という話題で盛り上がった草屋のランチ時。あれは手ではないだろうという意見が多い中、どうにも腑に落ちない功刀さんは、「じゃあ鳩と握手するとき、鳩は何を差し出せばいいんですか?」と更なる議題を持ち出しました。皆心の中で「羽根だと思う、、、」と思いつつ、その発想の転換についていけずだまってしまったのでした。
11.11(水)
・スタジオでは久しぶりに気分転換のラジオ体操が始まったそうです。時間は決めず、1日1回どこかのタイミングで行われています。
11.12(木)
・机さんが帰ったあと、デスクに携帯電話が置いてあるのを見つけた内藤さん。まだ間に合うかも、と走って追いかけて行きました。しかしその数分後、机さんが美術館に行っていただけだったということが判明。無事机さんに携帯を届け、笠屋に戻ってきた内藤さんに厚樹さんが一言。「動かざる後と山の如し、ですよ」。次からは厚樹さんに助言を求めようと心に決めたそうです。
11.13(金)
ジブリ美術館の開館前からいた学芸の三好さんの最終出勤日。夜にはスタジオ・草屋合同の送別会が行われました。カラオケが大好きな三好さんに心・行くまで歌ってもらおうとリサイタル形式となり、約20曲をほぼ一人で歌い上げました。途中、衣装替えやプレゼントタイムもあり、別れを惜しみつつ、三好さんの圧倒的なパワーを感じる楽しい送別会となりました。本当にお疲れ様でした。
11.14(土)
・だいぶ紅葉が進み、少し風が吹いただけでまるで雪のようにハラハラと木の葉が落ちていきます。木の新陳代謝でしょうか。メンテナンス休館が明けたら、朝の落ち葉掃きが始まります。
11.15(日)
・メダカの母さんこと千葉さんに、メンテナンス休館中のメダカのお世話を頼まれた矢澤くん。お世話の仕方のメモと、「1番大切な事は愛情です!愛情を込めて毎日話しかけてあげてください!」というレクチャーを受け、毎日しっかりお世話をしているそうです。
11.16(月)
・草屋は先週末の三好さんの送別会を終え、祭のあとの静けさが漂っています。怒涛の準備や引継ぎを終えたせいか、早くも三好ロスに陥っている人もいるそうです。
<衣装をお洗濯>
11.17(火)
・アウトドア派の山﨑さん、メンテナンス休暇を利用してショップのみんなでどこかに行きたい!と、計画を立ててくれました。予定が合った9人で富士山の麓の西湖までドライブし、温泉に入りコテージでBBQをしながら語り合い、心も身体もリフレッシュできたようです。
11.18(水)
・メンテナンス休館中、運営スタッフはレクリエーションを企画し、バーベキューを行いました。血液型に分かれたチームで焼きそば対決を行ったり、クイズ大会や、成田くんと田中くんのギター演奏に合わせてみんなで一緒に歌を歌ったり...と盛りだくさんの内容。
<A型チーム、B&AB型チーム、O型チーム>
焼きそば好きの滝口さんが審査をし、見事O型チームが勝利しました!
雨の中ではありましたが、お腹を抱えて笑い合う楽しいひと時となりました。
11.19(木)
・今日はテラスにツリーの搬入が行われ、クリスマス装飾に向けて着々と準備が始まっています。クリスマス班の面々は、メンテナンス休暇中に訪れた場所でも、装飾に使える物がないか物色しています。阿部さんは"東京蚤の市"を覗きに行った時に、佐藤さんは益子に行った時に、何やら今年のテーマに合った怪しい物を見つけて来たようです。
11.20(金)
・休館日最後の今日はスタッフ全員の出勤日。全体でMTGをして、各自担当のエリアで点検や清掃を行い、明日からの開館に向けて準備に明け暮れるのでした。
11.21(土)
・メンテナンス休館開けにさっそく始動した「落葉隊」。風が強い今日は、掃いても掃いても...と言っていいくらい絶好の落葉隊日和でした。夏は木陰を作ってくれ、秋には実りのどんぐりをプレゼントしてくれた木たちに、感謝の気持ちで落葉を掃くスタッフです。
11.22(日)
・今日は第24回三鷹市民駅伝大会。朝早くに出場選手とサポートメンバーが集合し、恒例の気合い入れ。
今年も男子と女子2チーム計8名が出場し、運営の田中くんが初参戦しました。
結果は男子の部で34位、女子は8位でした。
「僕はスタートと同時に98人抜きました!」とやりきった笑顔の田中くんや、上司に誘われて参加していたのかと思いきや、「来年も参加する!」とすでにやる気満々のショップの関根くん。来年、どんな走りを見せるのか今から楽しみです。
応援の声をかけて下さった方々、ありがとうございました。
11.23(月)
・カフェで中庭で育てている植物の植え替えを行いました。いままで育てていた植物に加え、裏庭で少し根っこを伸ばしたどんぐりを鉢にそっと移して中庭に仲間入り。どんぐりの成長は植え替えをした原さんと小池さんの密かな楽しみになっています。
11.24(火)
・長い間、外エリアを支えてくれた島根くんが先日、勤務最終日を迎えました。英語にモノマネと多彩な芸を持ってみんなを助け、楽しませてくれた島根くんへの感謝の気持ちを込めて、男性スタッフが胴上げをおこないました。本当にありがとうございました。
11.25(水)
・朝、カフェの新メニューの撮影をしていた西岡さんと内藤さん。なにやら視線を感じてそちらを向くと、草陰から小さなネコがじっと見ていたそうです。声を掛けるも人間には全く反応せず。どうやら匂いが気になっていたようです。
11.26(木)
・美術館の落ち葉掃きのことを書いたところ、スタジオの方でも有志の落ち葉掃き隊がいると小林さんが教えてくれました。佐々木さんの掛け声のもと、朝やお昼に集まっているそうです。
11.27(金)
・藤原さんが工具箱を棚の定位置に戻そうとした時、そこにはすでに別の箱が。棚には自分の物しか入っていないはずなのに、と不思議に思い箱を開けると、そこに入っていたのはピアニカ。よくよく見るとその奥にも譜面や音楽関係の物が入っている様子。誰の持ち物か探したところ、犯人は棚の反対側に座る音楽好き?の板谷さんでした。
<赤いのがピアニカです>
11.28(土)
・ショップのレジにお会計のお客様の列ができると、列の最後尾にスタッフが手を上げて立つようにしています。今日、野中さんが最後尾で手を上げていたところ、アジアの男性2人が野中さんを見ながら何やら相談している様子。決心がついたようで1人が近寄って来て、突然上げていた手のひらめがけてハイタッチ!一瞬驚いたものの、笑顔で応えた野中さんなのでした。
11.29(日)
・お客さまから一緒に写った写真を頂いた成田くん。嬉しそうに滝口さんと北嶋さんに見せると、「うわーこの成ちゃん若いね!」「本当だーいつ撮ったの?」と尋ねる2人。「先月ですから...」と答える不満そうな成田くんに、事務所のスタッフは一生懸命笑いをこらえました。
11.30(月)
・カフェデッキにある松ぼっくり穴が開くほどじっくり見ている3歳くらいの男の子。「どうぞ」とスタッフが差し出し、近くにいたお母さんが「こういう時、なんていうの?」と促すと、元気良く「こんばんは!」と挨拶が返ってきました。