2016年2月


2.1(月)

・ソファで休憩中のショップ女子たち。今日は月曜日、明日はお休みです。あと少しがんばりましょう!
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2.2(火)

・笠屋にある観葉植物たちは、晴れた日は気付いた人が日光浴のために外に出し、日が暮れると中に取り込んでいます。今日は机さんが外に出したのですが、夕方、「あれ、私取り込んだっけ?しまった気もするけど・・・あれ?」と室内にある観葉植物を眺めて不思議顔。横では取り込んだ本人北嶋さんがくすくすと笑っています。そんなやり取りが日々続けられている笠屋です。


2.3(水)

・毎年恒例恵方巻の季節。事務所では、恵方の南南西を向いて市来さんが黙々と恵方巻を頬張っていました。すると大津さんが「市来さん、今日も寒いですね?」「恵方巻美味しいですか?」と横槍を入れ続けます。負けずと食べ続けていましたが、「市来さんのお子さん可愛いですよね?」と言われた時だけ、「うん」と即答していました。
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2.4(木)

・カフェ店内でチョコパフェを注文してくれた男の子。注文してからも、お席でソワソワ落ち着かない様子。店内が落ち着いていたこともあって、カウンターでスタッフが作っているところをお見せすることになりました。カウンターに来てからもかぶりつきで見学。パフェを作っていた南澤くんがパフェに付ける旗を男の子に選んでもらおうと、「4種類の中でどの旗がいい?」と聞くと大きな声で「ニモ!!」とポニョを指差していました。カウンターのほかのお客様も思わずつっこみをいれていましたが、男の子は席に帰ってお母さんに「ぼくが旗を選んだんだよ!」と嬉しそうに話していました。


2.5(金)

・ショップに来て下さった海外のお客様に、"足袋下"のサイズを尋ねられたものの、言葉で説明してもなかなか伝わらない様子。それに気付いた森田くんは、自分の靴を脱いで履いていた足袋下をお見せしました。「うぅ~ん...。私の足より小さそうだわ...」というニュアンスで決めかねており、それに気付いた新人の日下くんが、ささっと靴を脱ぎ大きなサイズの足袋下をお見せすると、「Amazing!!」と、とても喜んで下さいました。片足靴を脱いでいるスタッフがお客様を囲んでいる光景はとても不思議でしたが、納得して購入して頂けてほっとしたのでした。


2.6(土)

・カフェ店内にいらっしゃる海外のお客様の中には、日本語が得意で日本語でいろいろとご注文される方も多くいらっしゃいます。ただ難しすぎる日本語を勉強されている方も。この日は「すいませ~ん、カタナをください」と安部さんが言われ、最初は何が必要かわからなかったそうですが、よく聞いてみると「ナイフ」が必要だったとのこと。これははじめて聞いた表現でした。


2.7(日)

・今年も旧正月が近づき、アジアのお客様が多数来館されています。自他共に認める台湾を愛する関根くんは、一年で一番生き生きしており、お客様とのおしゃべりにより花が咲いています。割れ物を購入された方には、エアパッキンを巻いて差し上げる事があるのですが、「スーツケースに入れる時には、洋服やタオルで包むといいですよ。」と、自分の経験談をふまえながら大事に商品をお包みしているようです。


2.8(月)

・今年もスタッフ向けに気仙沼から届いたサンマのつみれ汁がふるまわれました。今回は和風のスープとグリーンカレー。1人3個のつみれをどう配分するか悩ましいところです。休憩に入った人から食べ始め、休憩室では「おいしい!」「辛い、でもおいしい!」と賑やかな声が飛び交うのでした。
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2.9(火)

・昨日、運営に配属された5名の歓迎会が行われました。あっという間?やっと?の2週間。先輩スタッフも、新人スタッフもまだまだ知らないことが多いということで、歓談以外に「新人さんのことがもっと知りたい!クイズ」を企画。初恋の年齢や知られざる素顔が明らかになり大いに盛り上がりました。一昨年同じように歓迎された少し先輩の田中くん、村上さん、関根さんの幹事団も、ホッとした表情で後輩を見守っていました。


2.10(水)

・なにやら事務所で箱の大きさを測っている渡邊さんと矢澤くん。「縦は...約342mmっすね!」と伝える真面目な矢澤さんに、「全然"約"じゃないじゃん」と渡邊さんは噴き出します。そんな仲のいい二人のやりとりに、さらに横で噴き出す松島です。


2.11(木)

・寒さで縮こまっていた植栽たちに小さな新芽が芽吹いてきました。過酷な三寒四温の日々を乗り越え、一見枯れ枝に見えるような箇所からもみどりが顔をのぞかせています。健気な佇まいだなぁとずっと見ていたくなってしまう菅井さんでした。
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2.12(金)

・小さな子がとある商品を欲しがっており、お母さんを困らせていました。まだお金の価値がわからない年頃なので、どうやったら伝わるのか考えていたところ、「100円玉だと○○○枚もいるんだからね!」と言うお母さんの言葉にびっくり。大人になったらまた買いに来てくれることになったようです。


2.13(土)

・アジア男性の若者グループが、頭のてっぺんに造花をクリップで留めていて、スタッフは目が釘付けに!ピンクの花や双葉、わらびのようなシダ植物まで色んな種類があって皆さん楽しそう。「気になって仕方がない!」と高嶋さんが声を掛けると、「友だちにもらったんです。流行ってるんですよ。」との事。春節の今の時期、華やかでいいかもしれません。


2.14(日)

・バレンタインデーの本日、ラッピングされた紙袋を持って楽しげにお話されるお客様の姿も目立ちました。スタッフはというと、男性スタッフそれぞれの好みに合うように、おせんべいやお酒、手紙をつけるなど工夫を凝らしている様子です。


2.15(月)

・デッキにいると、どこからかトントントントントンと音がするのが聞こえた島崎さん。工事の音?と辺りを見渡すと、木に留まっている小鳥を発見。調べてみると「コゲラ」という小さなキツツキでした。更に撮った写真を拡大してよく見ると、穴が出来ているような...。近くから木を見てみると、小さな穴が出来かけていました。このままここに巣が出来るのかな?ちょっと楽しみです。
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2.16(火)

・カフェのお手洗いにはお花を活けてあるのですが、今週のお花はすこしユニーク。ピンクの花弁の中にグリーンの花弁が密集している「ラナンキュラス・フェスティバル」というお花なのですが、活けて数日したころからグリーンの花弁がニョキニョキと伸びていました。まだまだ寒い日が続きますが、色々なところで春を感じることが多くなりました。
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2.17(水)

・休憩室で小林さんとショップの面々が打ち合わせ中。HPで連載している"マンマユート便り"の打ち合せで、今回はタイガーモスのエッチングモデルを取り上げるようです。今までも様々な作り手さん達を訪ね、制作に対する思いや工房の様子、ものづくりの裏側を紹介しています。お時間のある方は是非ごらんください。
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2.18(木)

・仕事帰りに吉祥寺の薬局に買い物に行った菅野さん。お会計の時に熱い視線に気付き、その先には、"コロ"のマスコットが!レジの横にちょこんと座って看板犬として活躍しており、「こんなところまで大さんぽに来てたんだなぁ。」と、ジーンとしてしまいました。早速次の日"コロ"愛の強い福島さんに伝えると、その日のうちに会いに行ってくれ、同じくジーンとして帰ったそうです。入れ代わり立ち代わりスタッフが"コロ"に会いに行っているので、薬局の方は不思議に思っているかもしれません。


2.19(金)

・「パン種とタマゴ姫」上映終了後、5歳くらいの男の子が「面白かったよ!僕映画がどうやって見えるかわかっちゃった!」と話かけてくれました。詳しく聞いてみると、手に持っていたフィルム切符に光を当てる仕草でしっかりと説明してくれ、感心しきりのスタッフでした。


2.20(土)

・ふと顔を上げると閉館時間の18:00。事務所を見渡すと人はまばら。そこでやっと閉館の鐘を鳴らすメンバーが誰もいないことに気が付きます。「大変っ!鐘を鳴らせる人が居ない!!」「みんな美術館の外で打ち合わせ中だよ!」と慌てる一同。すると「俺が鳴らそう!」と立ち上がったのは、ショップの郎店長。頼もしく鐘を手に館内へと向かいます。しかしなにせ郎さんが鐘を鳴らすのは10年ぶり、各所で「次どっち?」とスタッフに訪ねながら館内を鳴らし巡り、無事閉館することができました。
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<で、まず何処?>


2.21(日)

・レジに自分のお財布を握りしめてやって来た女の子。「これ下さい...。」と、恐る恐る商品を出し、おぼつかない様子でお財布をごそごそ。スタッフも緊張を解こうと声を掛けながらお手伝いしました。その様子を陰から見守っていたお母さんが、「初めて自分一人で買い物できたね!」と頭を撫でてくれました。お母さんの登場でやっと笑顔になった女の子に、「ありがとう!」と、大きな声でお礼を言われ、いい思い出になったことを嬉しく思うのでした。


2.22(月)

・草屋の1階にイーゼル2つの上に大きなパネルが登場。学芸の伊藤さんがこれから作業に使うらしいのですが、一体何を始めるのでしょうか。
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2.23(火)

・石光さんが長め休みをとって帰ってきました。世界でも有名な高級ホテルに泊まってきたため、「金満旅行」とからかわれていましたが、旅はとても充実していたようで、今日からまたパワフルに働き始めています。


2.24(水)

・美術館、草屋、スタジオ間の荷物を定期的に運んでくれていた、通称「岩崎さん便」。今日から後任にバトンタッチということで、新たに「目黒さん便」となりました。以前美術館の関係者受付で9年ほど働いて下さっていた目黒さん。「目黒さん便」が来るたび、各所で話に花が咲きそうです。
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<また改めてよろしくお願いします>


2.25(木)

・現在長期休館に向けて、各部署が館内各所で整理整頓を行っています。そんな中、藤原さんが作業室で備品の整理をしていたところ、入口の鍵が外から閉められてしまいました。突然のことで驚いたそうですが、外からは鍵を開けたつもりで閉めていた小池さんが、「えっ、どういうこと!?だれ?」と声を上げてびっくりしていたそうです。


2.26(金)

・2/23から季刊トライホークス44号の配布を開始しました。最新号では恐竜の研究者である真鍋真さんに「夢中になって読んだ本」を紹介していただいています。担当の机さんは、とあるイベントで真鍋博士とお会いしてから密かに憧れを抱いたので、季刊紙が納品された時には少しだけ寂しさを感じたそうです。


2.27(土)

・伊藤さんが作業中の大きなパネル。途中経過が送られてきました。沢山の本でおさえられています。どうやら3/5(土)のイベントで使うそうです。
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2.28(日)

・『千と千尋の神隠し』の"坊"が着ていた腹掛け柄の"坊Tシャツ"をレジに持っていらしたお母さん。「お腹にいた時からずっと"坊"って呼んでいたので、この子の為のTシャツがある!と思って」と、抱っこしている男の子のことを話して下さいました。Tシャツを着られる季節になったら、またぜひ遊びに来て欲しいです。


2.29(月)

・『魔女の宅急便』に登場する黒猫の"ジジ"は、小さな子どもたちにもとても人気があり、ぬいぐるみを見つけた子は、「"ジジ"だ~!」と、駆け寄ってきます。やっと言葉を話し始めた女の子が、ぬいぐるみに向かって「ジィジ、ジィジ」と話し掛けていたのですが、「"ジジ"と、"じぃじ"じゃ、全然意味が違うんだけどな・・・」とおじいちゃんと一緒に苦笑い。「"ジジ"も"じぃじ"も大好きなんです」と教えて下さいました。