2017年6月
6.1(木)
・「食べるを描く。」の展示内にあるサツキとメイの家にやってきた欧米系の男性3人グループ。畳の部屋を珍しそうに見ています。靴を脱いで上がってもらうことを説明すると、「上がっていいの?畳に上がるのは初めてだよ!ファンタスティック!」と興奮気味におしゃっていました。海外ではなかなか見られない日本の文化に触れたと、嬉しそうに話してくれました。
6.2(金)
・今日は草屋の恒例の草刈りの日。
今年初参加の厚樹さんの挙動が期待される中、「てんとう虫の大家族がいますよ」と予想外の可愛らしい発言が。一気に場が和んだそうです。
<本日の成果>
6.3(土)
・ジブリ美術館オリジナルの"まっくろくろすけ"のぬいぐるみをたくさん購入されたお父さん、「前に1つ買ったんですけど、1つじゃ雰囲気が出なくって」と今回買い足しにきたそう。いずれは美術館の"ネコバスルーム"のようになるのかしら?と想像が膨らみます。
6.4(日)
・サンクンテラスの芝に水をやっていた堀田くん。お客様から「綺麗な芝ですね、毎日あなたが水をあげているからね」とうれしいお言葉をいただいたそう。毎日天気をみながら芝のことを気にしているので、お客様に気にかけてもらえて、さらに芝への愛情が湧いたとのこと。そんな堀田くん、芝王子と命名されました。これからさらに暑くなるので、芝王子の活躍に期待が高まります。
6.5(月)
・サンクンテラスの亀風呂をみつめるご夫婦。菅井さんが気になって見てみると、おふたりの視線の先には大きな青いトンボがいました。トンボは、ウォーターカンナがお気に入りのようで、朝から夕方くらいまでずっと気持ちよさそうに飛んだり止まったり。トンボの綺麗な青色がウォーターカンナの緑色に映え、とても綺麗です。「この青、お姉さんの制服と同じ色で合ってるね~」とお客様におっしゃっていただき、ほっこりした菅井さんでした。
<オオシオカラトンボ?>
6.6(火)
・いつのころからかあだ名が"ゴリラ"になった鵜木さん。しかし未だ本人は認めておらず、ゴリラさんと呼んでも、ゴリラじゃありません、のやり取りがお約束になっています。そんなある日、鵜木さんがいただき物のお菓子を配っていたので内藤さんがもらいに行くと、「"鵜木さん"と呼んだら渡します」とドヤ顔。どうやら先日、物を借りようとした鵜木さんに内藤さんが「"ゴリラさん"にならお貸しします」とイジワルした事を根に持っていたようです。見事に返された...と悔しがる内藤さんなのでした。
6.7(水)
・ショップで商品をたくさん運ぶのが上手な須田さんが、山積みになった食器を颯爽と運んでいく姿を見た大柄な海外の男性が、「彼女はストロングだね~!!」と眼を丸くしており、褒め?言葉が耳に入る間もなく、次はぬいぐるみをブーケのように抱えて戻ってきました。そんな姿を羨望のまなざしで見つめる新人スタッフ2人。誰もができる芸当ではないので、ほどほどに真似してくださいね。
6.8(木)
・展示メンバーが車で遠方まで出張に行くことになり、みんなでお見送り。しかし西岡さんはなぜそんなに大きなカメラを持っているのでしょうか。
<いってらっしゃい>
6.9(金)
・カフェデッキで5歳くらいの男の子がTシャツを捲り上げお腹を出して遊んでいました。どうしてお腹を出しているのか尋ねてみると、土星座で観た「ちゅうずもう」のマネをしていたそうです。四股を踏んでみたり、突っ張りを見せてくれたりとすっかりお相撲さん気分でした。元気に遊ぶ男の子の姿を見て周りのお客様にも笑顔が広がっていました。
6.10(土)
・ショップの閉館作業に、アパレルコーナーのTシャツを"きれい"にたたむ作業があるのですが、「お手伝いします!」と爽やかにやってきた永野くんが、「大丈夫です!」と菅野さんに断られていました。しかし、「お手伝いします!」と次にやってきた福島さんには、「じゃあ、これお願いします」と仕事が振り分けられています。まだもう少し下積みが必要な模様です。
6.11(日)
・屋外トイレ前あたりにいた斉藤さん。サンクンテラスから"ぼとっ"という大きな音がしたので驚いて見てみると、プミラの実がベンチに落ちた音でした。立派な実がたくさん落ちていたので、拾って地下1Fにあるごあんないじょに持ってきてくれました。すると、ごあんないじょに入っていた山本くんから差し出された実は、いつの間にかこんな姿に...。「この子たちは斉藤さんの帰りを待っているんだよ」と、おちゃめな山本くんです
6.12(月)
・梅雨入りし蒸し暑い中、いただきもののスイカが休憩室に並べられました。とても大きく立派なスイカで、小池さんが包丁で少し切れ目を入れるとばつっと亀裂が入るほど。みずみずしくて甘いスイカは大人気で、大きなお皿4つ分が飛ぶようになくなりました。今年初めてのスイカに大喜びのスタッフたちです。
<ごちそうさまでした>
6.13(火)
・(ショップ店長)郎さんが(トライホークス室長)石光さんのところへ行き相談話。が、なぜか肩もみをさせられる郎さん。情報を引き出すためにはギブアンドテイクが必要らしく、肩もみをしながら色々聞きだす郎さんでした。
6.14(水)
・三鷹市の阿波踊りまであと2ヵ月。今年から始める新人に向けてのオリエンテーションが、練習に先駆けて行われ、山口さんからの阿波踊りの歴史や用語などの説明、12年前の本番の映像を鑑賞しました。当時のスタッフの姿を見て、「若い!でも変わらない」「初々しい...」「今の私と同じ年だ」などと、阿波踊りの歴史とともに、スタッフの歴史も感じた一同なのでした。
6.15(木)
・カフェで提供している「ちっちゃなマダムのチョコケーキ」。チョコケーキの砂糖細工もすべて手作業で作られており、細かい作業が多いので仕込みにとっても手がかかるのです。皆で協力して作っているのですが、この日はどこからかともなくやたらと良い声が...。
「型抜き職人が来ましたよ。」と渡邊店長も手伝いに来ていました。
<救世主登場!>
6.16(金)
・ジブリ美術館の建物のジオラマを作ることができる、オリジナルのペーパーキット"みにちゅあーとキット"を購入されたお客様が、完成版を前に、「この潜って行くところがいいんだよなぁ...。」と、作るにあたっての醍醐味を教えてくださいました。かなり難易度が高い商品ですが、その部分を目標に楽しく作っていくそうです。
6.17(土)
・次第に気温が高くなってきた今日この頃。美術館では毎年蚊取り豚が活躍し始める時期です。写真におさめるお客様もいるぐらい人気の蚊取り豚ですが、この日は女の子がじーっと見ていました。「この蚊取り豚、美術館のいろんなところに隠れているんだよ」と教えてあげると女の子はあちこちを捜索開始。数十分後、再び女の子と会うと、発見した場所をうれしそうに報告してくれました。皆さんもぜひ探してみてください。
6.18(日)
・カフェでは、新人3人娘がいろいろな現場にチャレンジ中。キッチンスタッフの宇田川さんがホール店内でサービスを、ホールスタッフの佐野さんと小川さんがキッチンへと交換研修中なのです。宇田川さんは持ち前の安定感ですんなりと先輩にもなじみ、小川さんは表情からはわかりにくいのですが緊張しながらも元気に、佐野さんはいつもの笑顔で大きな声で、3人とも違った持ち味でカフェを盛り上げてくれています。交換期間が終わったときには、一段と成長していることでしょう!
6.19(月)
・今週末の本番に向け、自衛消防の公開練習が行われました。
終了後、経験者やずっと見守ってきたスタッフから、感想やアドバイスをもらい、よりいっそう気を引き締める3人でした。
6.20(火)
・なぜか厚樹さんが功刀さんに採寸されています。一体何を作るつもりなのでしょうか。
6.21(水)
・降ったり止んだりと、雨が続いていましたが、夕方空を見上げると青空が。雨の後なので青が濃くすんでいます。もうすぐ夏が来ますね。
6.22(木)
・企画展示室では映画の中の食べるシーンを紹介しているパネルを展示しています。たくさんのご馳走が描かれているものや、登場人物がおいしそうに食べようとしているシーンなどを解説しているパネルを前に、お客様からは「これ食べたーい」「お腹空いたー」といった声をよく耳にします。お昼時のこの日、展示を見ていて「お腹鳴っちゃった」という方がいらっしゃり、見終えるとすぐにカフェを目指して進んで行きました。見ているだけで食欲をそそる展示になっています。
6.23(金)
・本日、自衛消防訓練審査会がありました。市内の病院や企業等の事業所が防火防災のために組織している自衛消防隊の審査で、今年は「1号消火栓」部門に、指揮者田島くん、一番員橋谷くん、二番員日下くんが出場。
少し緊張しすぎたこともあり、惜しくも入賞することはかないませんでした。残念な結果になってしまったものの、彼らにとっていい経験としてこれからに役立ててほしいと願う、指導役の西川くんなのでした。
・そして今日は、開館から美術館で働いていた中村さんの最終出勤日でした。
プレゼントや花束の贈呈があり、最後はみんなで胴上げ。働いた年数分、少し多い目の胴上げでした。中村さん、おつかれさまでした。ありがとございました。
6.24(土)
・ジブリ美術館には低い入口がたくさんあります。階段下の"くぐりくぐり"や、ホールに向かって空いている"物見台"を、楽しそうにくぐって行きます。小学生のお兄ちゃんが、「あっ!俺この間よりおっきくなってる!」と、入口に頭がついたことを喜んでおり、ここで一緒に育ってくれていることが嬉しいなぁ、と思った一コマでした。
6.25(日)
・企画展示室にあるサツキとメイの家にやってきた小学生くらいの女の子。部屋に掛かっている箒を持ち出し、畳の掃き掃除を始めました。そして畳の掃除が終わると台所に行き、またしっかりとお掃除をしてくれました。お掃除を手伝ってくれて嬉しいのと、スタッフが行っている掃除が甘かったのかとドキッとしてしまうのと、ちょっと複雑な気持ちになるのでした。
6.26(月)
・ホワイエで助走をつけて坂を上ったり下りたりと、元気よく遊んでいた4歳と2歳の兄弟。弟くんはお兄ちゃんのあとに必死についていっていましたが、突然「あ!!トトロだ!」と立ち止まり、ご家族みんなにその場所を教えてあげていました。「実はトトロじゃなくてミミズクなんだよ」とスタッフが話すと、「ミミズク!?ミミズク!」と発音が気に入ったのか何度も繰り返し、他のお客様にも教えてくれていました。美術館には小さいお子さんの目線だと気づくことができる展示や仕掛けがたくさんあります。
6.27(火)
・笠屋は、普段はわりとラフな格好なのですが、今日は所用で館長や経理チームはスーツを着て出社。年に数回くらいしかないため、周りの反応は「会社っぽい」という、なんだか矛盾(?)したものでした。
6.28(水)
・「ちゅうずもう」を上映中の土星座。見終わった女の子が感想を言いに来てくれたのですが、「背中が痛かった」とのこと。土俵際で踏ん張るシーンの時に登場人物と同じように一緒に反ってしまったそう。ちょっと心配になりつつ、激しく応援するほど楽しんでくれたことを嬉しく思うスタッフなのでした。
6.29(木)
・企画展示「食べるを描く。」のサツキとメイの家のお弁当に興味津々の男の子。お母さんとお話してみると、「となりのトトロ」のサツキがお弁当を作るシーンが大好きで、最近お弁当箱も買ってあげたそう。ネコバスよりもお弁当箱に大興奮らしく、その後も何度も見に来てくれました。
6.30(金)
・三鷹市の阿波踊りに向けて本格的に練習がはじまり、新人たちの元気な声が閉館後、中央ホールに響いています。そんな中、2年目の田島くんは「この全身の痛さは阿波踊りのせいです・・・」と練習に熱が入ってか歳のせいなのか、早くも辛い様子。筋肉痛と暑さに負けず、楽しく練習が行なわれています。