2024年2月
2.1(木)
・まだまだ寒い日が続きますが、お花は季節を先取りしているかのようです。4歳くらいの女の子がカフェに活けてあったスイトピーをみて、「桜みたい!」と嬉しそうに春のような笑顔をしていました。
2.2(金)
・明日は節分。美術館のスタッフが目の前のローソンさんに注文していた恵方巻が、まとめてたくさん配達されました。
今年の恵方は「東北東微東」らしいのですが、その方角に座るコーヒー好きの田中くんに、「ほら、大好きな微糖、ビトウだよ!」と一人盛り上がり声をかける高田くんでした。
<恵方巻と、無視を決め込む田中くん>
2.3(土)
・図書閲覧室「トライホークス」の窓に飾られているフェルトの鬼たち。岡田さんの手作りなのですが、こんな可愛い鬼なら部屋にいたままも良いかな、と話されています。
2.4(日)
・今年も、古今東西の傑作アニメーションを上映する「三鷹の森アニメフェスタ2024」の告知がはじまりました。第二部はライムスター 宇多丸さんが出演してくださる、とのお知らせをうけて、西岡さんはウキウキしています。なぜなら以前宇多丸さんのラジオ番組にゲストで呼んでいただき、その深い知識と映画を愛する心に、すっかり共感していたからです。映画に造詣の深い小島アナウンサーとの掛け合いが、今から楽しみです。
2.5(月)
・今日は13時頃に大雪予報が発令されました。暗くなるころには一面すっかり銀世界。
スタッフも明日の開館準備を整えた後、屋上の守り神に後を任せて早めに帰途につきました。
2.6(火)
・本日は雪景色の休館日でした。朝はムスカも苦労しそうなこんもりとした雪が積もっていましたが、あっという間に溶けていきました。
2.7(水)
・昨日の雪どけのあとをよく見ると、ふきのとうが顔を出していました。春までもう一息です。
2.8(木)
・屋上に敷かれたトロッコのレール跡を見つけ、腰に手を当てて「シュッシュッ、ポッポ」と汽車のマネをしていた3歳の男の子。「みんなでやろう!」と周りの子どもたちを誘いはじめて、いまここで出会った子たちがつらなった、小さい連結列車が出発していました。
2.9(金)
・受付前に並んで待ってくれてる子たちが、「建物に目がついてるー!」と、話していました。大人には何でもない光景でも、初めての見つけたものを報告してくれる子たちの声を、スタッフはいつも楽しみにしています。
2.10(土)
・海外から美術館に来てくださる方も増えた今日この頃。ショップでお買い物中に小銭の説明をしていると、お客様が「これはラッキーコインだからキープしているの。日本の神社で使う、ステキなコインなんでしょ?」と一言。ラッキーコイン、なるほど、と思ったスタッフでした。
2.11(日)
・3連休のお休みの方も多い中、晴れてお出かけ日和の本日。土日祝日限定屋台では、日なたに出してもらいいつもと違う表情に見えてくるトトロとジジです。
<ぽかぁ...>
2.12(月)
・いつも美味しそうな手作り弁当を食べている齋藤さん。隣で見ていた高田くんが「今日のお弁当はサツキのお弁当みたいですね」と、声を掛けたところ「まったく意識してない!」と照れて?いましたが、しっかり一式トトロの物を使っていました。
2.13(火)
・カフェデッキの黒い少女が、いつのまにか素敵な指輪をしていました。どうやらどなたかが落ちてしまった花びらでつくってくれたようです。春らしいプレゼント、ありがとうございます。
2.14(水)
・休憩室に安西館長からの差し入れが。小林さんの描いた似顔絵つきの大量のお菓子BOXは、あっという間にスタッフの胃袋に収まってすぐに空っぽになっていました。
2.15(木)
・今日は関東地方で「春一番」が吹いたようです。美術館の旗も勢いよくはためいていましたが、あまりに風が強いのでぐるぐる巻きになってしまった旗も。風がやわらぎはじめてから、元に戻されていました。
2.16(金)
・ご近所の常連さんが、「いつも首につけてたマスコットの"コロ"が迷子になってしまった」と訴えてこられたそう。映画と同じようにコロが無事帰って来るといいのですが。
<コロに勝るとも劣らないかわいさ...>
2.17(土)
・屋上のロボット兵は、腰に小さな生命を育て中。気づいたお客さまたちも温かく見守ってくれていました。
2.18(日)
・本日は朝9時から三鷹市民駅伝大会でした。ジブリパークの名古屋からかけつけてくれた森田くんをアンカーに、無事に一般男子59位でタスキをつなぎました。朝7時には美術館をスタートした面々は、表彰式のころには少し眠たそうにしていましたが、打ち上げになると見事に復活。走っていた時間より打ち上げの方が長かったのではないか、という疑惑もありますが、今年も応援してくださったみなさん、ありがとうございました。
2.19(月)
・映像展示室を見守っているコロのぬいぐるみ。このぬいぐるみは上映期間中は特に人気があり、小さな子が抱きかかえているのをよく見かけます。カフェのスタッフによると、「カフェデッキでいっしょにご飯を食べさせようとがんばってのことか、口の周りがカツサンドのソースに染まったコロのぬいぐるみをよく見かけます」とのことでした。
2.20(火)
・届いた箱の大きさを見て、とんでもなく大きなデッキブラシを間違って頼んでしまった......、と青くなっていた受付の清水さん。でも開封してみるとちゃんと通常サイズのデッキブラシが入っており、ホッと胸が軽くなった清水さん。ブラシに跨がり、飛びそうな勢いでした。
<大きすぎた箱...>
2.21(水)
・あれ、汚れかな?とスタッフが気にしていたすみっこの黒いものは、ヤモリ氏でした。まだ冷えるので体調管理にはみんなとまどう日々かと思いますが、どなたさまも、どうぞご自愛ください。
2.22(木)
・ネコバスルームで遊ぶ、小学生のお友達グループ。「みて!富士山みたい!」といいながら、みんなでマックロクロスケをキレイな三角形に積み上げていました。
2.23(金)
・吉祥寺国際アニメーション映画祭の初日に、「アニメーションに生命(いのち)を吹き込む人たち」と題されたトークショーに、『君たちはどう生きるか』作画監督の本田雄さんと、同作の原画、井上俊之さんという伝説のお二人が出演されました。昨年美術館で行った「ご招待イベント<熱きコナンファンよ 集え!>」のうちわを持参してくださった方もいて、広くゆったりつながったファンのみなさんの熱心さに、感動もした一同でした。
<名古屋にる深谷さんもかけつけていました>
2.24(土)
・「見て!こんなところにハートがあるよ。」と教えてくれた、6歳くらいの女の子。キョロキョロ探してみると、みかんの葉っぱがハート形!思わず感心するスタッフでした。
2.25(日)
・カフェの暖炉の前で、「まるでカルシファーがいそうだね!」と話しが盛り上がっていました。
2.26(月)
・図書閲覧室「トライホークス」で不定期開催している[お話の会]のデビューに向けて、閉館後に練習をしている北村さん。絵本の持ち方が上手、とベテランスタッフに太鼓判を押されていましたが、「あとは絵本を100回読めば大丈夫!」と最後に言われ、デビューまでの道のりのけわしさを感じていました。
2.27(火)
・藤原さんが、お庭でできたというキンカンをお裾分けしてくれました。こんもりと盛られたカゴいっぱいのキンカンに、休憩室では歓声が上がっていました。
2.28(水)
・13年間の長きにわたり設備を担当されていた佐藤さんが、3月で勤務最終となり美術館から旅立つことに。美術館側の担当としてずっと一緒に仕事をしてきた天内さんは、一か月前から「次は大きな会社の現場にいく佐藤さんを盛大に送りだしたい」と"佐藤さんを気持ちよく次の現場に送る会"として準備をしていました。「出会いは人生を豊かにし、別れは人生を深くする...」と、聞いたことがあるようなないようなコメントを混ぜながら、佐藤さんをおくる天内さんでした。
2.29(木)
・昨日、今日と、3月16日(土)にいよいよ開園するジブリパーク「魔女の谷」のメディア向け内覧会が開催されていました。美術館の出口にも新しいジブリパークのチラシが届き、皆さんに大人気です。