2025年1月 ~ねぎらい~
1.3(金)
・新年最初の開館日、2025年初のお客さまをお迎えしています。今年の鏡餅は、海老の部分が山川さん手づくりでできています。
1.4(土)
・お正月の楽しい雰囲気に似つかわしい、毬の形のお花が咲いています。天狗のうちわのように大きな葉が大勢の人を運んでくれるとして縁起の良い、ヤツデの花。ヤツデの花言葉は「分別」。新たな道を歩み始める人や、何か新しいことに挑戦しようとしている人へのエールとして贈られることもある植物だそうです。
1.5(日)
・昨年末、クリスマスを盛り上げていたハンドベル隊。「ありがとう」「お世話になったね」と磨きながら、みんなでベルの労をねぎらっていました。またの機会にはよろしくお願いいたします。
1.6(月)
・「本当の受付」に置かれた門松は、本日で終了。閉館後に飾りは外されお正月モードも終わりました。また新たな気持ちでの日々がはじまります。
1.7(火)
・朝一番の屋上。まるでロボット兵から湯気が立ち上ったかのように、不思議な形の雲がほわほわ浮かんでいました。
1.8(水)
・この時期は、お年玉袋からお金を出して買い物をしてくれる子どもたちの姿が目立ちます。難しい顔で計算するお会計初挑戦の子がいたり、ショップのグッズ"折り紙ポチ袋"から誇らしげにお金を出してくれる子どもたちがいたり。ショップスタッフも熱い気持ちで、それぞれの初買いを見守っています。
1.9(木)
・暮れに全員で大掃除ができなかった事務所の面々が、いまさら掃除担当場所を決めていました。なぜかデジタルで、ある意味懐かしの「パジェロ」「たわし」などと書かれたルーレットを回していました。
1.10(金)
・今日は金曜ロードショーで『ハウルの動く城』が放映されます。放映にあわせて、そっと展示物が変わっていることもあるので、どこかに違いがないか、ぜひ探してみてください。
1.11(土)
・1/31(金)まで土星座で上映する『毛虫のボロ』。卵からかえったばかりの小さい毛虫に、夜の闇、植物や朝の光、空気など、この世界はいったいどんな風に見えるのでしょうか。このロゴの中でも、小さなボロが生きてます。
1.12(日)
・トライホークスのウィンドウは、この時期ならではの華やかなお飾りで、賑わいを見せています。
1.13(月)
・カフェでお世話になっている方が〈ばんぺいゆ〉を贈ってくださいました。実物を見るのは初めてだというスタッフもいて、その大きさとズッシリとした手ごたえに、驚きつつも嬉しそうに持ち上げてます。
1.14(火)
・いつもはマスコットなどたくさんの商品が入って賑やかな通称「マス什器」。本日は清掃のため、すっからかんになっています。
1.15(水)
・ギャラリーでの作業中、ホコリ避けのカバーをつけられ窓辺に追いやられたパン種くん。窓からの光と影が生命感を与え、謎めいたフェルメールのようになってしまい、「君、いつもとちがうようだよ」「どうしたの?」と逆に笑われていました。
1.16(木)
・ショップ横に停まっている自転車。1月に入り、カゴの中身が買い出しに行ってきた雰囲気に変わりました。4歳位の女の子が、「お腹減ったな〜、あのりんご、ちょっと食べていい?」と話していました。スタッフとしては、カフェの温かい焼き菓子の方をオススメしたい所ですが...。
1.17(金)
・中央ホールのガラスケースに、『毛虫のボロ』上映期間中はモールで作られた愛らしいボロたちを展示しています。食欲旺盛な先輩毛虫たちの様子が再現されており、小さなお客様にも大変ご好評をいただいています。
1.18(土)
・カフェでペーパーウェイトとして使用しているこちらのロボット兵。使用すればするほど味が出て、新しいものとは色も大きさも違っています。驚きつつもどんどん愛おしくなっているカフェスタッフ。どちらがお好みですか?
1.19(日)
・クリスマスの間はなかったのですが、1/8からフィルムチケットを映すコーナーが復活し、2階ギャラリーがいつもにぎわっています。パン種くんも、毎日お勤めしています。
1.20(月)
・季刊トライホークス77号のデジタル版をアップしました。今回は伊与原新さんに本をご紹介いただきましたが、直後に直木賞受賞との素晴らしいニュースが届き、美術館スタッフも喜びにわいていました。
1.21(火)
・図書閲覧室「トライホークス」でもオンラインショップ「マンマユート」でも、お取り扱いがはじまった『ススタジオジブリの美術』。背景美術スタッフの魂がこもった、まさに超重量級の1冊、カバーを外した装丁も美しく、ぜひ見て頂きたいです。
1.22(水)
・外で使用しているデッキブラシの摩耗具合に極端な差が。細かいところを角を使って磨いているらしいブラシと、全面的に力いっぱい使われているブラシ。どこまで使うのが寿命の目安か悩む成田くん。いずれにしても、大事に使います。
1.23(木)
・とある雑誌の取材で、美術監督の武重さんが来てくれました。企画展示室の中で絵を見ながら話していたのですが、ちょうどいい場所にソファがあり終始リラックスした雰囲気の中でインタビューを行うことができました
1.24(金)
・ショップに飾られた「モビール」を紹介したい高田くん。飛ぶキキの影と本体の向きが両方素敵な瞬間の撮影を狙いますが、風でユラユラ動いてしまいます。今日は「影はいいけど本体の向きがイマイチ!」と、その魅力を伝えられず無念そうです。ですので実物がゆらゆらしている所、ぜひ見に来てください
1.25(土)
・三鷹駅からでているコミュニティバス(みたかシティバス)は、昨年、紙の乗車券の発売を終了しました。それに伴い、近々緑色の券売機も撤去されることに。三鷹駅のペデストリアンデッキから見下ろしたときに目印にしていた方も多く少し寂しく感じられます。券売機、長い間お勤めご苦労様でした。
バス乗り場は9番乗り場です。どうぞお間違いなく。
1.26(日)
・昨年11月に三鷹ネットワーク大学で行った、アニメーション文化講座に参加されていたという男性がご来館。講座で紹介された背景画を実際に見たくて来てくれたそうです。「BOOKやハーモニーの実物がこんな間近に見られるなんて!」と、とても嬉しそうに話してくれ、運営スタッフも学芸スタッフも逆に報われた思いでした。
1.27(月)
・ごあんないじょに置かれたフィルムビュワー。フィルムきっぷの絵を大きく見るのに使ってもらっています。春に向け、小鳥も並んでいました。
1.28(火)
・休館日の誰もいないカフェデッキを歩いていたネコ。実写化??抜け出た??と、見まごうばかりのあのSPネコそのままな模様にびっくりしたスタッフですが、カメラもちゃんと見つかって、するどく睨まれました。
<タキシード、そして目つき...>
1.29(水)
・長期休館中には毎年スタジオとともに社員旅行があるのですが、美術館の一部のスタッフは展示替えやメンテナンスでいつも参加ができません。そのことを不憫に思った館長が、「この機に研修にいってくれば」と、インバウンドの様子を学びに京都へ送り出してくれました。参考になりそうな施設をいくつかめぐり"お客様の気持ち"を味わう一行。
<寒い中海外からのお客様が多くきていた平等院鳳凰堂>
すると、昨日美術館で話題になっていたのと同じ柄の猫が、帰り道でじっとこちらを見ているのに出くわしました。しっかり見張りを付けられていたのでしょうか...。
<タキシード、そして目つき...京都版...>
1.30(木)
・1月も終わりかけ、2月の足音が近づいてきました。まだ冷え込むものの、徐々に蕾が開いていくカフェ店内のお花を見ていると、なんとなくポカポカ温かくなる、とカフェスタッフが話していました。
1.31(金)
・『三鷹の森アニメフェスタ2025』のお知らせがはじまりました。今年は例年にも増して選りすぐりの作品群をご用意しています。担当の小川くんは、皆様に喜んでいただけるようにと連日連夜準備に奔走していますので、当日をどうかお楽しみに!