ギャラリー展示動物農場展 ~ハラス&バチュラーの仕事~
2008年11月21日(金)から
1950年代に、イギリス最大のアニメーションスタジオであった「ハラス&バチュラー・カートゥーン・フィルムズ」と映画「動物農場」は、日本ではほとんど知られていません。
そこで、ギャラリー展示『「動物農場展」~ハラス&バチュラーの仕事~』は、50年前に生み出された「動物農場」の制作者とその試みを紹介しよう、と企画されました。
映画「動物農場」は、当時の支配構造を暴く作品です。支配する者とされる者、持つ者と持たざる者、という、現代の日本にも見られる社会の構造が、アニメーションという表現方法を用いて描かれています。
映画作品の紹介とともに、制作当時のアートワークや、当時の制作風景がうかがえる写真など、貴重な資料を展示します。「現実」を描こうと試みた「ハラス&バチュラー」の魅力を感じてください。
【展示内容】
アニメーションスタジオ「ハラス&バチュラー・カートゥーン・フィルムズ」による制作当時の素材及び資料
- 美術ボード(農場小屋設定) 7点
- スチール写真 44点
- キャラクター設定 9点
- 初期段階の絵コンテ 7ページ分
- 作画 3点
- 色指定 1点
- その他、制作資料
伝説のハラス&バチュラーが半世紀前に描いた、永遠普遍の権力の寓話。
2008年12月20日(土)
渋谷シネマアンジェリカ・立川シネマシティ・大阪テアトル梅田・京都みなみ会館にてついに日本解禁!
映画「動物農場」公式ホームページ
https://www.ghibli-museum.jp/animal/
会期: 2008年11月21日(金)~2009年1月26日(月)
場所: 三鷹の森ジブリ美術館 2階ギャラリー
企画・監修: 宮崎吾朗