【三鷹の森アニメフェスタ2011】にて特別上映と講演会を開催
2011.02.09
今年度の募集は〆切ました。ご応募ありがとうございました。
3月5日(土)三鷹市芸術文化センターにて、「三鷹の森アニメフェスタ2011 ~アニメーション古今東西 その8~」を開催します。
毎年恒例、三鷹の森ジブリ美術館が厳選する古今東西の傑作アニメーションを上映します。アニメーションの面白さと奥深さをお楽しみ下さい。
◆日時
2011年3月5日(土) 午後1時~午後7時頃まで
【第一部】午後1時~午後2時45分頃 「食べものとアニメーション」
【第二部】午後3時30分~午後7時頃 「イリュージョニスト」特別上映と講演会
◆場所
三鷹市芸術文化センター 星のホール
◆入場料
無料
◆応募方法
招待者数:第一部、第二部とも220名(110組)を招待
- お申込方法: 2月14日(月)までに 官製はがきに下記をご記入のうえ、お申込ください。(※消印有効)
1 住所
2 代表者の氏名(年齢、フリガナ)
3 人数(代表者を含む)
4 電話番号
5 希望プログラム(第一部、第二部どちらかを記入。1枚のハガキに1希望プログラム、複数枚の申し込みは無効。一人での申し込みも可)
- 申し込み先:〒181-0013 三鷹市下連雀一丁目1番83号 三鷹の森ジブリ美術館「三鷹の森アニメフェスタ2011」係
◆お問い合わせ先 : 三鷹の森ジブリ美術館ごあんないダイヤル 0570-055777 ※電話よる当否確認は受け付けません。
アニメーションを見て何か食べてみたくなった経験はありませんか?今回は、「食」を題材とした古今東西よりすぐりの短編アニメーションをジブリ美術館学芸員の解説とともに上映します。
◆上映作品 (予定)
①『田舎のねずみ』/ウィルフレッド・ジャクソン/1936/9分/アメリカ
1936年のアカデミー賞®短編アニメーション映画賞受賞作品。ウォルト・ディズニーが音楽をアニメーションで表現するという新しい考えで製作したシリーズ『シリー・シンフォニー』からの、イソップ寓話をもとに作られた1篇。クラシック音楽とアニメーションの融合として名高いディズニーの名作「ファンタジア」の原点となったシリーズです。4/20に発売されるDVD「Walt Disney TREASURES シリ―・シンフォニー」に収録されています。
「Walt Disney TREASURES シリー・シンフォニー 限定保存版」 4月20日発売 発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
②『注文の多い料理店』/岡本忠成/1991/19分/日本
日本の名匠・岡本忠成の遺作。「食べ物」といってもおいしいものを食べる話ばかりではありません。
③『ウォレスとグルミット チーズ・ホリデー』/ニック・パーク/1989/23分/イギリス
ジブリ美術館ライブラリー作品より。大人気シリーズの第一弾でありニック・パークのデビュー作。粘土なのにおいしそうなチーズ!
©NFTS 1989
④『飲みすぎた一杯』/ブジェティスラフ・ポヤル/1954/18分/チェコ
人形アニメーションの巨匠・ポヤルの代表作。飲酒運転防止の広報作品ながら、ユーモアとスピード感あふれる表現が見事。
©Kratky Film Praha a.s.
⑤『カロとピヨブプト サンドイッチ』/山村浩二/1993/5分/日本
アニメフェスタでもおなじみ山村浩二作品。粘土レリーフと手描きの組み合わせというユニークな手法で描く子ども向けシリーズ。これまたおいしそう!
©Yamamura Animation
⑥『ちびくろさんぼのとらたいじ』/持永只仁/1956/18分/日本
これまたおなじみの童話を日本の人形アニメーションの父・持永只仁がアニメーション化。トラのバターでドーナツ(縞模様!)が登場。
時代遅れの老手品師が出会ったのは、彼の"魔法"を信じるひとりの少女だった。
アカデミー賞にノミネートされた大ヒット作『ベルヴィル・ランデブー』から7年。仏の喜劇王ジャック・タチが娘に遺した幻の脚本を元に、鬼才シルヴァン・ショメ監督が詩情豊かに描く、儚くもあったかい人生の物語。
各映画賞で受賞&ノミネートが続々決定している80分束の間のイリュージョンを、全国に先駆けて三鷹の森アニメフェスタで特別上映いたします。
上映後には、「つみきのいえ」でアヌシー国際アニメーション映画祭でアヌシー・クリスタル賞やアカデミー賞において邦画初となる短編アニメーション映画賞を受賞した若きクリエーター加藤久仁生監督に登壇頂き、この映画の魅力について語って頂きます。
加藤久仁生 Kunio Kato
1977年生まれ鹿児島県出身。多摩美術大学在学中からアニメーションの自主制作を始める。同大学卒業後、2001年にロボットに入社。アニメーションから絵本まで幅広く創作活動を行っている。主な作品に「或る旅人の日記」、「つみきのいえ」がある。