新しい映画と、企画展示がはじまります


ジブリ美術館の映像展示室「土星座」作品に、新作が加わります。

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8作目となる新作、「パン種とタマゴ姫」。
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11月20日から、映像展示室ではこの新作の上映をはじめます。
また、同日からこの作品を丁寧に紹介した展示を加え、企画展示「ジブリの森のえいが展」後期を開始します。

いばらの森のその奥の水車小屋に暮らす、バーバヤーガに召し使いにされた「タマゴ姫」は、水車小屋に閉じ込められ、重労働に追われるつらい毎日でした。ある夜、バーバヤーガの言いつけでこねていたパン種が、突然生命を持ち、動き出します。その「パン種」とともに、恐ろしいバーバヤーガから逃げ出すタマゴ姫。二人のこの先はどうなるのでしょう...。

企画展示・後期の新コーナーでは、パン種やタマゴ姫が逃げる麦畑のジオラマを展示するほか、麦を刈るための大きな西洋鎌や、実物の麦などがご覧頂けます。また、宮崎駿監督によるこの作品の解説パネルや、パンの元となる小麦粉なども展示し、実際に石臼で本物の小麦粉を挽き、「麦」から「粉」へ、そして「パン」がふくらんでいくまでをわかりやすく紹介します。

ふっくらおいしいあの「パン」は、どのように生まれて、どんな歩みを送るのでしょう。
本当は生きているのかもしれません。

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