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2006年7月31日8月2日「王と鳥~スタジオジブリの原点~」発売
オンライン書店「セブン&ワイ」で、発売2周間前からカテゴリ別のランキング上位に入り続けている「王と鳥」のムック本『王と鳥~スタジオジブリの原点~』(大月書店)がいよいよ8月2日に発売されます。
映像研究家の叶精二さんが書かれている『「王と鳥」と日本人の特別な関係』は、研究家ならでは、インターネットでは得られない『王と鳥』や旧版の『やぶにらみの暴君』に関する貴重な情報が満載です。たとえば、“キネマ旬報で『王と鳥』は05年までの50年間にわたり、外国の長編アニメーションとして歴代最高位の記録を保持している。”などなど。
藤本一勇さんが書かれているキャラクター紹介は、普通のムック本のキャラクター紹介と違い、監督グリモーと脚本家プレヴェールが、キャラクターに込めた想いを汲み取るという、斬新な人物紹介となっています。
アニメーターの大塚康生さんが書かれた『初めて人間の内面を描いたアニメーション』では、大塚さんが旧版をご覧になったときにフィルムをもとに描いた王様の絵を掲載。大塚さんがアメリカのアニメーター達に作品を見せたときの、アメリカ人の驚嘆ぶりも紹介されています。
最後には、高畑勲監督が書かれている“考えを触発してくれる映画『王と鳥』”では、絶品のカメラワークと表現の面白さに関することから、作品が持つ普遍的で今日的なテーマも深く掘り下げられた内容となっています。
『王と鳥』をご覧になった方も、ご覧頂く前の方も、この機会に、ぜひ、お買い求めください。
【目次】
『王と鳥』監督ポール・グリモーの言葉
『王と鳥』あらすじ
『王と鳥』と日本人の特別な関係 (叶 精二)
登場人物の寓意/タキカルディ王国にしないために (藤本一勇)
初めて人間の内面を描いたアニメーション (大塚康生)
考えを触発してくれる映画『王と鳥』 (高畑 勲)
映画『王と鳥』情報