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イントロダクション

50年の月日を経てよみがえるロシアオリジナル新訳版

intro_04.jpg 『雪の女王』は発表の翌々年にあたる1959年、アメリカで英語版が作られ、それをベースにした日本語吹替版も作られました。

 実はこれまでテレビの放映やビデオ発売された『雪の女王』はほとんどがこの日本語吹替版であり、オリジナルのロシア語版の上映は、近年になっての映画祭等での特別上映に限られていました。

 つまり、ロシア語オリジナル版での鑑賞の機会はこれまでほとんどなく、興行としては今回が劇場初公開となります。

 ロシア語版はこれまで公開されてきたものとは音楽や効果音が違い、作曲家A.アイヴァジャンの手がけたチャイコフスキーやラフマニノフを髣髴とさせる重厚でロマンティックなスコアが再現されたことによりドラマ性が強調され、新鮮な感動を巻き起こします。

 さらに、今回の劇場公開に向けて、ロシア語通訳・翻訳の第一人者の児島宏子さんが自ら全面的に翻訳を見直し、新訳版として初公開されるのも嬉しい話題でしょう。